マクラーレン初のSUV誕生へ──2028年に向けて動き出す新しいデザイン思想と、その背景にある“軽さ”への執念

2028年、マクラーレンがついにブランド初となる四枚ドアSUVを投入すると発表したというニュースは、私たち車好きにとって大きな驚きと期待をもたらしました。これまで徹底して“軽さと走り”を追求してきたマクラーレンが、あえてSUVというカテゴリーへ踏み込む。その裏側には、世界的なニーズの変化だけではなく、「マクラーレンらしさを失わないSUVとは何か」という挑戦があるのだと強く感じます。
今回明らかになったコードネームP47と呼ばれる新型SUVは、関係者の説明によると、空力を極限まで握り込んだボディラインが特徴で、サイドシルエットはポルシェ・カイエン ターボGTを思わせるような引き締まりと迫力がありながら、より大径の24インチホイールを収めるスケールへ進化しているとのことです。「スカルプトされた筋肉質のフォルム」と表現される理由がよくわかります。
特に私が興味深いと感じたのは、車体の屋根に“スパイン(稜線)”が通されている点です。まるでF1マシンのエアロフィンを思わせるような造形で、空気をいかに効率良く整流させるか、その思想がSUVであってもぶれることなく反映されています。マクラーレンのデザイン哲学がSUVの中でどう表現されるのか、非常に楽しみな部分です。
もちろん走りについても妥協はなく、V8エンジンにハイブリッドシステムを組み合わせた新しいパワートレインが採用される見込みで、重心を可能な限り後方・下部へ配置し、SUVであってもマクラーレンらしいダイナミックな挙動を実現しようとしている点は、さすが英国の名門だと言わざるを得ません。
私は徳島県三好市にあるカーコーティング専門店SOUPのオーナーとして、多くのクルマを日々お預かりしますが、ここ数年で高級SUVの需要が確実に増えています。大切な家族を乗せる実用性と、趣味としての走りを両立させたいというオーナー様が多く、今回のマクラーレンSUVは、その理想を高いレベルで満たす一台になるのだろうと確信しています。

そして、こうした高性能SUVが増えるほど、「新車状態以上の美しさをどう維持するか」というご相談も多く寄せられます。特に輸入車は日本の気候に合わない塗装特性を持つことが多いため、紫外線や酸性雨によるダメージが目立ちやすい傾向があります。そのためSOUPでは、ボディを深い艶と強固な保護膜で包み込むセラミックコーティングの施工を推奨しており、SUVのように面積が大きい車種ほど効果を実感しやすいのが特徴です。
さらに、洗車前の下地づくりとして導入しているガスプライマーは、コーティングを長期的に安定させるための“架け橋”の役割を果たします。塗装表面の微細な汚れを除去し、コーティング膜との密着力を最大限まで高めることで、数年先でも美しさが続く状態をつくり出すことができます。
マクラーレン初のSUVが登場する頃、日本のカーケア技術もさらに進化しているはずです。そのタイミングでお客様の大切な一台を最高の状態で迎えられるよう、SOUPとしても技術と知識を磨き続けたいと考えています。
2027年に登場予定の新型クーペと、マクラーレンの未来──SOUPオーナーが考える「次世代スーパーカーとコーティングの関係」

マクラーレンは2026年にW1ハイパーカーの納車を開始し、翌2027年には新たなクーペを投入すると報じられています。このモデルは往年のマクラーレンを彷彿とさせるデザインを採用し、アートゥーラと750Sの中間に位置づけられると言われています。つまり、価格帯も性能も“マクラーレンの核”となる存在として期待されており、スポーツカー好きとしては非常に興味をそそられる展開です。
このタイミングでマクラーレンは新しいデザイン言語への刷新を進めており、P47 SUVと同様に特徴的なスプリットヘッドライトを採用し、空力を最優先したシルエットを形成しているとのこと。これまでの“控えめで滑らかなライン”から、より緊張感のあるエッジの効いたフォルムへと進化していると考えられます。
さらに、マクラーレンは親会社の新体制のもと、スタートアップ企業「Forseven」との連携を深めています。EVかと噂されていましたが、CEO自らそれを否定し、あくまで走りを追求するための技術提携だと強調しています。ここにマクラーレンのぶれない姿勢を感じますし、ブランドの未来がより興味深い方向へ進んでいると強く感じています。

このように、新たなスーパーカーとSUVの両輪でブランドを再構築していく姿勢を見ると、マクラーレンが今後どれほど多様なラインナップを実現していくのか非常に楽しみになります。そして、こうした進化とともに、私たちコーティング専門店にも新しい課題が生まれます。
近年のスーパーカーは複雑で繊細な塗装が多く、またボディの造形そのものが立体的で、磨きやコーティングの工程が格段に難しくなってきています。マクラーレンの最新モデルでも、深いエアロダクトやシャープな稜線が多く採用されており、塗装の均一性を保つのが非常に難しいと予想されます。
SOUPでは、こうした次世代デザインのクルマにも対応できるよう、従来の考え方に固執しないアプローチを心がけています。特に、塗装の定着層を整えるガスプライマーは、新しいデザインの車種ほど効果を発揮しやすく、複雑な造形部でもコーティング膜の密度を高め、長期間の保護性能を支えます。
そして、最終的な仕上げとなるセラミックコーティングは、スーパーカーの美しさを最大限に引き出す工程です。マクラーレンのように光の反射でラインが際立つデザインの場合、表面の艶が深くなればなるほど、その造形美がいっそう強調されます。SUVであってもクーペであっても、クルマの存在感を根本から変えることができるのがセラミックコーティングの魅力です。
これからマクラーレンが送り出す新型クーペやSUVがどのような進化を遂げるのか。そしてその美しさをどのように引き出し、どのように守っていくのか。SOUPとしても、最新のカーケア技術と向き合いながら、地域の皆さまに“長く愛せるクルマの美しさ”をご提供していきたいと思っています。


























