かつての族車が映し出した「昭和と平成の若者の魂」

コーティング業をしていると、ときどき当時の族車をレストアした方がSOUPに来てくださいます。なかには30年以上前のGSやCBXを丁寧に乗っている方もおられ、そういったマシンに対しては、クリア層の劣化や酸化を抑えたセラミックコーティングを施すことで、長年の風合いを保ちながらしっかりと保護することが可能です。 族車が象徴していたのは「自由への憧れ」や「不器用な表現」。だからこそ、我々コーティング業者も、彼らのバイクに向き合うときはただの“旧車”としてではなく、オーナーの記憶や想いを尊重する姿勢で仕事をしています。 今、再び族車への注目が集まり始めています。インスタグラムなどで当時の仕様を再現した“令和の族車風カスタム”を目にする機会も増えました。その一方で、現代的な保護技術――たとえばセラミックコーティングや耐紫外線処理――を組み合わせることで、かつてのバイク文化を令和に継承しながら、新しい価値を生み出すことも可能です。
SOUPでは、族車も含めた旧車バイク向けの特別メニューをご用意しており、塗装表面の保護はもちろん、磨きによる深い艶出しにも対応しています。もしあなたが、かつてのあの時代に憧れを抱いているなら、その想いを形にするお手伝いができるはずです。 そして何より、そうしたバイクたちは「今も生きている証」。その輝きを保ち、次の世代へつなぐために、私たちはセラミックコーティングという技術を通して支えていきたいと考えています。
令和のJDMバイク文化と“映える”進化
かつての“族車”が夜の街を走り抜けていた頃から数十年――バイクカルチャーは確実に進化を遂げました。特に令和の時代に入り、若者を中心に盛り上がりを見せているのが「JDMバイク文化」です。 JDM(Japanese Domestic Market)という言葉は、本来は日本国内仕様のクルマやパーツを意味しますが、現在では海外ファンが熱視線を送る“日本らしいバイク文化”全体を指す言葉として広まっています。現行車両であるヤマハのR25やカワサキのZ900RS、ホンダのGB350といったモデルが、InstagramやYouTubeを通じて注目を浴び、海外のファンからも“憧れの日本製バイク”として支持されています。 このJDMバイク文化の特徴は、性能だけでなく「スタイル」と「映え」を追求している点です。カスタムペイント、カウルのリメイク、フェンダーレス化やミラー位置の調整など、見た目の仕上がりへのこだわりが非常に高い。さらには、ナンバープレートの角度やウィンカーの配置、スマホホルダーやUSB給電の配線の取り回しまで、徹底した美意識を持つオーナーが増えていると感じます。
そうした背景から、見た目の美しさを長期間キープするための“仕上げ”として、SOUPのような専門店によるセラミックコーティングの需要も大きく伸びています。特にJDMバイクをカスタムした直後や納車直後に「一番きれいな状態を保ちたい」という想いでご依頼いただくケースが増加しています。 セラミックコーティングは、ボディ全体をナノレベルの被膜で覆い、汚れや紫外線、酸性雨から塗装を守るだけでなく、艶感も飛躍的に向上させます。塗装色が濃ければ濃いほど、その艶の深みは映えとして如実に表れ、まるでショールームから出てきたような輝きを放ちます。 また、JDMスタイルに多い“マット塗装”や“サテン仕上げ”にも対応した専用のセラミックコーティング剤を使用することで、質感を損なうことなく表面保護が可能です。私たちは常に施工環境やケミカルをアップデートしながら、こうした新世代のバイク文化に対応しています。 
文化から価値へ。バイクとともに生きる喜びと未来への継承
バイクは単なる“乗り物”ではありません。それは人生の一部であり、時には生き方そのものを映す存在です。昭和・平成の族車文化が、自由や反抗を象徴したように、令和のJDMバイク文化は、美意識と洗練、そして発信力の象徴へと進化しました。今やバイクは「文化」を超え、「価値」へと昇華しつつあるのです。 私はSOUPで日々バイクに触れながら、多くのオーナー様と会話を重ねています。そのなかで感じるのは、どの世代にも共通して“バイクと共に歩む人生”への深い愛情があるということです。昔、父親が乗っていたバイクを息子がレストアし、再び公道を走らせる。あるいは若いオーナーが、昭和の車両を丁寧に手入れして、イベントに出展する。そうした姿に、文化の継承という美しさを感じずにはいられません。 

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