カーコーティングの相談で、商品名や耐久年数から比較を始める方は少なくありません。しかし同じ商品を選んでも、施工前の塗装状態が違えば、必要な作業も仕上がりの見え方も変わります。

SOUPが最初に見るのは、どのコーティングを売るかではなく、いまの塗装に何が起きているかです。この記事では、徳島のカーコーティング専門店SOUPが行う施工前診断を、依頼する側にも確かめられる形で説明します。

確認1|光を当てて傷・シミ・塗装ムラを分ける

明るい場所で一見きれいに見える車でも、光の角度を変えると洗車傷、雨ジミ、虫汚れの跡、塗装ムラが見えることがあります。SOUPでは高演色LED照明を使い、ボンネット、ルーフ、側面など、部位ごとの差を確認します。

ここで大切なのは、すべてを研磨で消す前提にしないことです。汚れとして除去できるもの、研磨が必要なもの、塗装そのものに達しているものを分けなければ、必要以上に磨くことになります。

確認2|手触りと細部から付着物を見つける

ボディ表面のざらつきは、鉄粉や固着汚れの可能性があります。エンブレム周辺、ドアノブ、給油口、モール際などは、通常の洗車で汚れが残りやすい場所です。表面だけを見てコーティングすると、付着物を閉じ込めたり、境目が目立ったりすることがあります。

診断では、塗装面だけでなく、樹脂、メッキ、ガラス、ホイールなど素材の違いも確認します。素材ごとに使える洗浄方法や施工メニューが異なるためです。

確認3|膜厚と補修歴を手掛かりに、磨ける範囲を考える

SOUPの公式工程では、塗装の厚み(膜厚)を測り、確認内容を作業カルテへ記録します。膜厚の数値だけで車の履歴を断定することはできませんが、部位ごとの差は、再塗装や補修の可能性、研磨量を考える手掛かりになります。

塗装は無限に磨けるものではありません。過去の補修や研磨が疑われる箇所は、周囲と同じ力で作業せず、塗装を守る側へ判断を変える必要があります。

確認4|新車でも「何もしなくてよい」と決めつけない

新車は塗装が新しい一方、輸送、保管、納車準備の間に汚れや細かな傷が付くことがあります。逆に、状態が良ければ強い研磨は必要ありません。新車だから一律の工程、中古車だから一律の研磨、という分け方ではなく、実車の状態から必要な範囲を決めます。

SOUPのカーコーティング工程では、ボディチェック、下地準備、磨き、コート処理までを公開しています。

確認5|駐車環境と洗車習慣まで聞く

同じ塗装状態でも、屋外保管か、走行距離が長いか、沿岸部や山間部を走るか、洗車できる頻度はどれくらいかで、選びやすいメニューは変わります。撥水の見え方を重視するのか、日常の手入れを軽くしたいのか、長く保有するのかも判断材料です。

System XとG.Guardのどちらが上かを一律に決めるのではなく、使用環境と予算に照らして説明することが専門店の役割です。コーティングの種類ごとの性質はセラミックコーティングとガラスコーティングの違いでも解説しています。グレードと現在料金は、System X料金表G.Guard料金表で確認できます。

診断結果が下地処理へどうつながるか

診断後は、細部洗浄、鉄粉などの付着物除去、必要な範囲の研磨、脱脂へ進みます。SOUPでは、塗装面との密着性を高めるガスプライマー処理を行い、施工後は四国で初めて導入した中波コルツヒーターなどの遠赤外線設備で硬化を支えます。温度と湿度を管理した専用施工スペースで、外気の影響を抑えながら作業します。

これらは高価な工程を増やすためではなく、診断で見つけた状態に対して、必要な作業を順番に行うためのものです。SOUPの設備や施工記録は、設備紹介・工場見学施工実績で確認できます。

見積もり前に伝えてほしい5つの情報

  • 車種、年式、ボディカラー
  • 新車・中古車・再施工のどれに当たるか
  • 気になる傷、シミ、ざらつきの場所
  • 屋外・屋内など普段の保管環境
  • 施工後にどれくらいの頻度で洗車できるか

写真は相談の入口になりますが、光の当たり方で見えない傷もあります。正式な作業範囲は実車確認後に決めると、不要な作業と見落としを減らせます。

施工後にも判断を残せる「作業カルテ」

施工前診断は、見積もりを作るためだけの確認ではありません。入庫時の状態、膜厚、気になった部位、選んだ処理を作業カルテへ残すことで、施工後の点検や次回相談でも同じ車の経過を追いやすくなります。

依頼する側も、どこに傷や付着物があり、どの範囲を磨き、残る可能性があるものは何かを施工前に確認してください。「何を塗るか」だけでなく「なぜこの工程を選ぶか」を双方で共有することが、仕上がりへの認識違いを減らします。

よくあるご質問

Q. 診断を受ける前に洗車しておく必要はありますか。

A. 無理に磨いたり、市販のコンパウンドを使ったりする必要はありません。通常の汚れが付いた状態でも相談できます。気になる箇所は触らず、場所を伝えてください。

Q. 傷はすべてコーティングで消えますか。

A. コーティングは塗装を保護するもので、深い傷を消す作業ではありません。除去できる汚れ、研磨で目立ちにくくできる傷、補修が必要な傷を診断で分けます。

Q. 工程を見てから依頼を決められますか。

A. SOUPは工場見学を案内しています。対応できる日時を事前にお問い合わせフォームで確認してください。

出典と確認日

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