担当者/著者情報: 金村 盟(かなむら まこと)
役職:
代表取締役
SOUPのコラム担当として、車を愛する皆様に寄り添う情報を発信しています。整備士の資格を有し、ガソリンスタンドでの業務や中古車の販売・買取事業など、長年にわたり自動車に関わる仕事を経験してきました。これらの経験を基に、車のメンテナンスやケアに関する幅広い知識をお客様に提供することを心掛けています。
車は、日々の生活や旅を豊かにするパートナーです。その大切な車を最高の状態で維持するお手伝いをするため、私自身も新しい技術や情報の習得に励んでいます。SOUPのコラムを通じて、愛車とのより良いカーライフをお届けできればと願っています。
秋が深まり、気温が下がってくると、ライダーにとっては寂しさもありながら、次のシーズンに向けた準備が始まる時期です。冬支度をしっかり行えば、「春先にエンジンがかからない!」なんてトラブルを防ぐことができます。今回は、初心者でも分かりやすい冬支度の方法とポイントをご紹介します。
1. 燃料管理:タンクは満タン?空にする?
バイクを冬眠させる際、燃料の管理は非常に重要です。
• タンクを満タン派:サビの発生を防ぎます。
• タンクを空にする派:燃料漏れのリスクを避けます。
おすすめは「燃料添加剤」を使う方法です。タンクを満タンにし、添加剤を加えておけば安心です。
2. キャブレターの処理
キャブレター搭載車は、燃料が残ると詰まりやサビの原因に。
1. 燃料コックを閉じる
2. エンジンをかけて燃料を使い切る
3. ドレンボルトを緩めてガソリンを完全に抜く
これでエンジン始動不良のリスクを大幅に減らせます。
3. オイルと冷却水の交換
オイルは冬の間に劣化するため、保管前に交換しておくのがベスト。
• エンジンオイル:酸化防止のため新しいものに交換
• 冷却水:水冷エンジンは濃度確認で凍結対策を
4. バッテリー管理:充電で寿命を延ばす
冬の間、バッテリーは自然放電します。バッテリー充電器を使用し、定期的に充電しましょう。
• バッテリー接続ケーブルを装着:充電作業が楽になります。
5. ネズミ対策:配線やフィルターを守る
寒い季節はネズミがバイク内部に侵入し、配線をかじることがあります。
• 排気管や吸気口をキャップや布で塞ぐ
• ネズミ忌避剤を使う
6. 屋内と屋外の保管方法
理想は温度管理されたガレージですが、屋外保管でも工夫次第で愛車を守れます。
• 屋外なら通気性の良いカバーを選びましょう。
関連記事と内部リンク
SOUPのアドバイス:春に向けたリフレッシュケア
冬支度が終わったら、春に向けたバイクケアも考えましょう。
SOUPでは、バイクのボディコーティングサービスを提供しています。
• 冬の間に溜まった細かな汚れや劣化を防ぎ、塗装面を保護
• バイク専用コーティングで美しい仕上がり
まとめ:春を快適に迎えるために
冬支度はバイクを長持ちさせるための大切な工程です。
1. 燃料管理と添加剤の使用
2. キャブレターのガソリン抜き
3. オイルと冷却水の交換
4. バッテリー管理
5. ネズミ対策
6. 適切な保管方法
しっかり冬眠準備をしておけば、春にはすぐに走り出せます。
SOUPのコーティングサービスを活用して、冬明けのバイクを最高の状態に戻し、春のツーリングを思い切り楽しみましょう!