【Can-Am Spyder】3輪ツアラーの真価を探る:快適性、収納力、存在感のすべて
2007年に登場したCan-Am Spyderシリーズは、バイクでもクルマでもない独自のスタイルで注目を集めてきました。SOUPで施工実績がある「Spyder RT」は、その最上級モデル。高級感あふれるスタイル、豊富な収納力、ロングツーリングにも対応する快適性を兼ね備え、まさに“新世代のツアラー”とも呼べる存在です。
このコラムでは、その魅力をお届けするとともに、バイクコーティング専門店SOUPの視点から、Spyderのような特殊ボディをいかに美しく保つかについても深掘りしていきます。
1. 独自スタイルが生み出す、注目の存在感
Spyder RT最大の特徴は、なんといってもそのフォルム。前2輪・後1輪というレイアウトは、従来のバイクともクルマとも異なるシルエットを持ち、街中でも自然と視線を集めます。2020年に大幅フェイスリフトが施され、現行モデルはより洗練された外観へと進化。特にSea-To-Sky仕様では、専用カラーと高級感あるシート素材が使用され、プレミアムな雰囲気をさらに強調しています。
この個性的なデザインを長く楽しむには、バイク専用のセラミックコーティングの施工が効果的です。SOUPでは特殊形状の車体にも対応した手作業施工を行っており、曲面が多いSpyderでもムラなく美しい仕上がりを実現します。
2. 三輪ならではの走行安定性と快適性
「三輪だから安定している」と思われがちですが、Spyder RTはそれだけに留まりません。前輪が2つあることで、コーナリング時の接地感は非常に高く、特にゆったりと流すようなロングツーリングでは安定感のある走りが楽しめます。
また、ライディングポジションも快適で、広々としたシートと背もたれ、クルーズコントロール、グリップヒーターなどの快適装備が充実。まさに“走るソファ”といえる乗り心地です。
ただし、三輪の特性上、段差を拾いやすくなる傾向があり、足回りのコーティングや防汚対策も重要です。SOUPでは、足回り専用の部分施工にも対応し、洗車の手間を大幅に軽減するプランをご用意しています。
3. 直列3気筒エンジンとユニークなセミオートマチック
Spyder RTには、115馬力を発揮する1.3L直列3気筒エンジンを搭載。重量級ボディをしっかりと支える力強さがあり、タンデムでも不満のない走行性能を持っています。エンジン特性はスムーズで扱いやすく、高速域でも余裕ある巡航が可能です。
また、独自の6速セミオートマチックトランスミッションは、アップシフトは手動(左手親指のスイッチ操作)、ダウンシフトは自動というユニークな仕様。慣れるまでに多少の時間はかかりますが、ツーリングではとても快適に感じられる設計です。
操作ミスで誤ってホーンを鳴らしてしまうこともあるようですが、慣れてくるとスムーズな操作が可能に。こうした特異な操作系を守るうえでも、ハンドルまわりやスイッチ部分の防汚・防キズコーティングは大変有効です。
4. ナビ非搭載でも拡張性は高い
2024年現在、Spyder RTはApple CarPlayに対応予定ですが、OTAによるアップデート待ちの状態です。そのため、現時点では純正ナビゲーション機能は非搭載。
長距離ツーリング時にはスマートフォンやGarmin製ナビを活用することが多く、外付けマウントの設置が必要となる点は否めません。ただし、スピーカー音質やBluetooth機能は非常に高く、音楽や通話をしながらのライディングは快適です。
バイク用スマホマウントを使う際には、塗装面を傷つけないよう、ベース部分のコーティングを行うことをおすすめします。SOUPでは、スマホマウントやドラレコ取付箇所周辺のみのポイント施工も可能です。
5. プレミアムな価格に見合う価値とは?
Spyder RT の価格は約450万円前後と、スポーツカーのマツダ・ロードスターRFやハーレーの上級ツアラーと同等の価格帯に位置します。
確かに高価ではありますが、その価格には、独自性・快適性・積載力・視認性の高さ・安全性など、さまざまな価値が含まれています。特に「誰とも被らない」「ロングツーリングを快適に楽しみたい」方にとっては、価格以上の満足感が得られるはずです。
そしてこの価格帯のバイクだからこそ、外装を美しく保つことが将来の下取り・売却時の査定にも直結します。バイク専用セラミックコーティングや耐紫外線タイプのトップコートは、経年劣化や色あせからボディを守る有効な手段です。
6. 圧巻の収納力。ツアラーとしての完成度
Spyder RTの最大の魅力のひとつが、47ガロン(約178L)もの収納力。これは一部の軽自動車をも凌ぐレベルで、前後左右のトランクすべてを活用すれば、1泊2日のツーリング荷物は余裕で積載可能です。
特にフロントの“フランク”はヘルメットも収まるサイズ感で、雨天時や盗難防止にも役立ちます。このように多箇所に分かれた収納エリアを長くきれいに保つには、それぞれに応じたコーティングが重要です。
SOUPでは、フルフェイス収納部の内張やトランク開閉部のゴムパッキンまわりまで対応するスペシャルプランもオプションでご用意。洗車の手間を減らしながら美観を維持したい方におすすめです。
【まとめ】Spyder RTは、新しいバイクのかたち。だからこそ、手入れと理解が必要
Can-Am Spyder RTは、従来のバイク観にとらわれない新たなモビリティとして、多くの魅力を秘めています。完璧ではありませんが、独特の存在感と快適性、そして高い収納力を兼ね備えたマシンは他にありません。
その特殊性ゆえ、手入れにはひと工夫が必要。だからこそ、SOUPのようなプロのコーティングサービスが重要となります。
Spyder RTを“長く、美しく、快適に”乗り続けたいなら、最初の1歩としてコーティングの施工をぜひご検討ください。SOUPが、あなたの愛車を全力で守ります。