車の鍵の種類を示すイラスト。従来型の金属キー、リモコン付きの鍵、折りたたみ式のキー、イモビライザーキー(トランスポンダーキー)、スマートキーが並んでいます。各鍵の特徴や機能を視覚的に表現し、紛失や故障時の対処法がわかりやすい内容です。
金村 盟(かなむら まこと)

担当者/著者情報: 金村 盟(かなむら まこと)

役職: 代表取締役
SOUPのコラム担当として、車を愛する皆様に寄り添う情報を発信しています。整備士の資格を有し、ガソリンスタンドでの業務や中古車の販売・買取事業など、長年にわたり自動車に関わる仕事を経験してきました。これらの経験を基に、車のメンテナンスやケアに関する幅広い知識をお客様に提供することを心掛けています。 車は、日々の生活や旅を豊かにするパートナーです。その大切な車を最高の状態で維持するお手伝いをするため、私自身も新しい技術や情報の習得に励んでいます。SOUPのコラムを通じて、愛車とのより良いカーライフをお届けできればと願っています。

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車の鍵を失くしたり壊したときは焦りますよね。でも、大丈夫。このコラムでは鍵の種類ごとに、どのように対処すれば良いかをわかりやすくご紹介します。もしもの時に備えて、ぜひ読んでみてください。

鍵の種類を知ろう

まずは、あなたの車の鍵のタイプを知っておくことが大事です。種類によって対応方法が異なるので、あらかじめ理解しておくと役立ちます。

1. 従来型のキー

シンプルで、古いタイプの車でよく使われています。電子的な部品がなく、物理的に回して使う鍵です。

対応方法

もしこの鍵を失くしてしまった場合、鍵屋さんに連絡して新しい鍵を作ってもらえます。特別な部品は必要ないため、費用も比較的安く済むのが特徴です。

2. イモビライザーキー

この鍵は車のエンジン始動に必要なチップが内蔵されており、防犯性が高いものです。

対応方法

イモビライザーキーを失くしたら、チップの設定が必要なので、専門の鍵屋さんかディーラーに依頼しましょう。従来の鍵より少し費用がかかることがありますが、安全性は高いです。

3. リモコン付きのキー

リモコンがついていて、ドアの開閉やアラームが簡単に操作できる便利なタイプです。

対応方法

リモコンだけを失くした場合でも、鍵自体で車の操作は可能です。ただし、鍵とリモコンの両方を失くしてしまった場合は、鍵とリモコンを新しく作る必要があります。ディーラーに相談すると良いでしょう。

4. 一体型のキー

鍵とリモコンが一体化しているタイプで、最近の車によく見られます。

対応方法

このタイプの鍵を失くした場合は、スペアがあればそれを使うか、ディーラーで新しいものを発行してもらいましょう。特に鍵とリモコンの一体化されたタイプは、専用の設定が必要なこともあります。

5. スマートキー

最新の車で使われるハイテクな鍵で、ボタン一つでエンジンが始動できる便利なタイプです。

対応方法

スマートキーを失くしたら、ディーラーで新しいキーのプログラム設定が必要になります。少し時間と費用がかかるかもしれませんが、専門のサポートで確実な対応が受けられます。

鍵を失くしたときの対応ステップ

1. 落ち着く

まずは深呼吸。普段どこに置いているか思い出して、最後に触った場所を確認しましょう。

2. スペアキーを使う

もしスペアがあれば、すぐに問題解決です。余計な出費もなく安心ですね。

3. 専門のサポートに連絡する

鍵の種類に応じて、鍵屋さんやディーラーに連絡しましょう。車の情報を伝えるとスムーズです。

4. 身分証明を準備する

車の所有者であることを証明するために、車の車検証や免許証を用意しておくと手続きが早く進みます。

5. 鍵の再発行を依頼する

新しい鍵の作成やプログラム設定を依頼します。費用についても事前に確認しておくと安心です。

6. 今後に備える

スペアキーを作って安全な場所に保管したり、鍵探しができるアップルのエアタグのようなデバイスを活用しても良いですね。

おわりに

車の鍵を失くすと不安になりますが、冷静に対応すれば大丈夫です。このコラムを参考にして、もしもの時に落ち着いて対処してください。ぜひご家族やお友達にもシェアしてお役立てください。