ニューヨークで最もスピード違反したクルマ、それは「普通のアウディA6」でした
ニューヨーク市内、とくにブルックリン地区の通学路周辺で、ある一台のアウディA6が驚異的な記録を打ち立てているのをご存じでしょうか?2023年式のブラックのアウディA6は、2024年の1年間だけでなんと563件ものスピード違反をスピードカメラにより記録され、2025年に入ってからもすでに177件を追加。累積罰金総額は57,842.23ドル(日本円でおよそ880万円以上)にも達しているのです。
この数字は、ニューヨーク市で過去一年間における通学路でのスピード違反記録の中でもトップ。交通安全を推進する非営利団体「Transportation Alternatives」の調査によって明らかになりました。意外なのは、このような記録を持つクルマが高性能スポーツカーではなく、一般的な高級セダンである点です。
ちなみに、このアウディA6の違反はすべてブルックリン区内で発生しており、特にオーシャンパークウェイやオーシャンコート周辺の通学路で繰り返しスピード違反をしていたとのこと。エンジンの排気量(2.0Lターボか、3.0L V6か)は公表されていませんが、速さそのものよりも「習慣的な運転」が問題視されているようです。
私たちSOUPでは、このような「日常に潜むリスク」にも注目しています。どれだけ高級なクルマであっても、傷つき、汚れ、そして社会的信用を失うことは一瞬です。特にこのような話題に登場することは、愛車にとってもオーナーにとっても望ましいことではありません。
だからこそ、当店が提供するセラミックコーティングは、外装の美しさだけでなく、オーナーの「意識」にまで作用するものだと考えています。ボディを常に最上級の状態で保つことで、自然と丁寧な運転を心がけるようになる。これは施工されたお客様からよく聞く感想でもあります。
クルマに乗るということは、社会と接するということ。その意識を高める意味でも、セラミックコーティングは有効な投資だと私たちは信じています。
高級車だけじゃない、違反常習者に見る「地域とクルマ」の傾向
驚くべきことに、違反件数で2位となったのは、2015年式のメルセデス・ベンツ C300です。2024年には474件の違反を記録し、累積の罰金はなんと5万ドル近くに。しかも、このドライバーは2025年に入ってから1件の支払いもしておらず、47,858.17ドルもの滞納がある状態です。
3位には2020年式のメルセデスCLA、そして4位には2022年式のキア・フォルテ、5位にはファミリー向けの大型ミニバンであるクライスラー・パシフィカがランクイン。いずれも超高級スポーツカーではなく、日常でよく見かける車種ばかりです。つまり、スピード違反の常習者というのは「特別なクルマ」に限った話ではないということが浮き彫りになります。
また、違反が頻発している地域にも傾向が見られます。例えば1位のアウディはブルックリン、2位のC300はマンハッタンと、地域によって速度違反の集中エリアが異なっており、地域の交通環境や通学路の配置、ドライバー層の傾向なども関係しているようです。
私たちSOUPでも、徳島という地方都市でコーティング専門店を運営していますが、交通マナーや運転意識の地域差には日々感じることがあります。クルマのメンテナンスに対する意識が高いエリアほど、自然と運転も丁寧になっていくのを実感しています。
セラミックコーティングは、単なる美装や保護というだけでなく、「そのクルマを大切に扱おう」という心理にも繋がります。手間をかけてコーティングされたクルマに乗る人は、自然と交通マナーにも気を配るようになる──そう感じさせてくれるのは、都市でも地方でも変わらない共通点なのかもしれません。
たとえば、当店で施工されたオーナー様の中には、「コーティングをした後は、信号前でのブレーキの仕方まで変わった」とおっしゃる方もいます。小さな意識の変化が、大きな事故や違反を防ぐきっかけになると考えています。
「普通の車」が常習犯に──私たちにできる安全意識の見直し
今回のランキングで明らかになったのは、違反常習者の多くが「普通の車」に乗る一般ドライバーであるという事実です。1位のアウディA6を筆頭に、メルセデスC300、CLA、キア・フォルテ、トヨタ・カムリ、フォードのタクシーまで、いずれも特別なスーパーカーではありません。むしろ、日常の足として街中を走る車ばかりです。
この事実は、どんなクルマを選ぶかではなく、「どう乗るか」が最も重要であることを物語っています。華やかな外見や高性能なスペックよりも、ドライバーの運転意識こそが、違反や事故の抑止に直結するのです。
私たちSOUPでは、愛車と丁寧に向き合うオーナーを応援するために、日々セラミックコーティングを提供しています。このコーティングは、単なるボディ保護ではなく、洗車頻度の軽減や光沢維持といった利点以上に、「愛車を大切に扱う気持ち」を自然に育ててくれるツールだと感じています。
今回のように、違反や事故で車が注目されるのではなく、「大切にされている美しい車」として評価されるような社会をつくるためにも、私たちのような専門店の存在意義は大きいと信じています。
そして、当店ではセラミックコーティングだけでなく、インテリアコーティングやホイールコーティングなどのトータルケアも対応しています。車全体を丁寧に扱うことは、運転者の意識そのものを変える第一歩。安全運転への意識改革のひとつとして、ぜひコーティングの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
「速さ」ではなく「丁寧さ」で注目されるカーライフへ。SOUPはこれからも、地域に根ざしながらそのお手伝いを続けてまいります。