ボルボの信頼性はなぜ落ちたのか|2026年最新データから読み解く変化

かつて「安全」と並び、もうひとつの象徴だったのが“壊れにくさ”。それがボルボの本質的な価値でした。
しかし2026年、アメリカの調査会社である
J.D. Power Vehicle Dependability Studyにおいて、その評価は大きく揺らいでいます。
最新の調査では、ボルボの不具合報告数は「100台あたり296件」。
これは業界平均204件を大きく上回り、ほぼ最下位という結果になりました。
| ブランド | 不具合件数(100台あたり) | 評価 |
|---|---|---|
| 業界平均 | 204件 | 基準値 |
| ボルボ | 296件 | 大幅に下回る |
| ランドローバー | 274件 | やや低い |
| ジープ | 267件 | やや低い |
| フォルクスワーゲン | 301件 | 最下位 |
この数字だけを見ると「ボルボに何が起きたのか」と感じる方も多いと思います。
実際、2025年時点でもすでに平均以下ではありましたが、ここまでの低下は明確な転換点と言えるでしょう。
その背景には、大きく分けて3つの変化があります。
- ソフトウェア依存の急増(OTAアップデート)
- EV・PHEVへの急速なシフト
- “耐久性”から“デザイン・テクノロジー重視”への方向転換
特に近年の車は、機械ではなく「電子機器」に近づいています。
ボルボも例外ではなく、OTA(無線アップデート)による機能追加や修正が増えたことで、不具合の発生源が物理からソフトへと移行しました。
さらにEVやPHEVは構造的に複雑で、制御系も高度です。
そのため、従来のガソリン車やハイブリッドに比べると、
どうしてもトラブル報告が増えやすい傾向があります。
かつてのボルボは、「多少雑に扱っても壊れない」ことを広告で打ち出していました。
・“Drive it like you hate it(嫌うように乗っても壊れない)”
・“Durable goods(耐久消費財としてのクルマ)”
この価値観は、現在のボルボでは大きく変わりつつあります。
今のボルボは「長く使う道具」ではなく、上質な体験を提供するラグジュアリー商品へと進化しているのです。
これは決して悪いことではありません。
むしろ市場全体がその方向へ進んでいます。
ただし、ユーザーの期待値とのギャップが生まれていることも事実です。
そしてここは、日本のユーザーにとって非常に重要な視点になります。
日本は「長く乗る文化」が強い国です。
新車を購入して10年、あるいはそれ以上大切に乗る方も少なくありません。
だからこそ、単に「最新であること」よりも、
- 長期的に安心できるか
- 経年で価値を維持できるか
- トラブルを未然に防げるか
といった視点が非常に重要になります。
ボルボの今回の結果は、「ブランドが変わった」というだけでなく、
自動車そのものの在り方が変わっていることを示しています。
つまり今の時代は、
「壊れにくいクルマを選ぶ」だけでは足りず、
コンディションをどう維持するかまで含めて考える必要がある。
ここが、これからのカーライフにおける本質だと感じています。
これからの時代は「壊れにくい車」ではなく「守る発想」へ|SOUPが提案する本質的なコンディション維持

先ほどのボルボの事例は、単なるブランドの評価低下ではありません。
むしろ今の時代を象徴する、とても分かりやすいサインだと感じています。
車はこれまで「完成された工業製品」でした。
だからこそ、購入した時点で性能や品質がほぼ決まり、その後はメンテナンスで維持していくという考え方が一般的でした。
しかし現在は違います。
・ソフトウェアで性能が変わる
・アップデートで不具合も発生する
・電子制御が増え続ける
つまり、“未完成のまま市場に出るクルマ”が当たり前になってきています。
この変化に対して、私たちユーザー側も考え方を変える必要があります。
これからは「壊れにくい車を選ぶ」こと以上に、
- コンディションをいかに安定させるか
- 外的ダメージをどう防ぐか
- 価値を長く維持できるか
といった視点が重要になります。
ここで、私たちSOUPが日々の現場で強く感じているのが、
“外装コンディションの差が車の価値を大きく左右する時代”になっているということです。
ソフトウェアや電子制御の不具合は、正直なところユーザー側ではコントロールできません。
ですが、
・塗装の劣化
・紫外線によるダメージ
・雨染みや酸化
・細かなスクラッチ
こうした“見える劣化”は、確実にコントロールできます。
そしてその差が、
- 査定価格
- 所有満足度
- ブランド価値の維持
に直結していきます。
ここで重要になるのが、単なるコーティングではなく
下地から設計された保護技術です。
SOUPでは、セラミックコーティングの施工前に
「ガスプライマー」という工程を重視しています。
これは簡単に言うと、
塗装面とコーティングの“密着力”を飛躍的に高める下地処理です。
この工程を入れることで、
- コーティングの定着が安定する
- 耐久性が向上する
- ムラや剥離のリスクが低減する
といった効果が期待できます。
そしてその上に施工するセラミックコーティングは、
- 紫外線からの保護
- 汚れの付着軽減
- 洗車の効率化
- 艶の長期維持
といった実用的なメリットを持っています。
ここで一つお伝えしたいのは、
「綺麗にするための施工」ではないということです。
本質は、
“価値を守るための施工”です。
ボルボのようにブランドの方向性が変わり、
車の性質自体が変化していく中で、
ユーザーができる最も現実的な対策は
「外装の状態をいかに維持するか」
ここに集約されていきます。
特に近年は、リセール市場も非常にシビアです。
同じ車種・同じ年式でも、
塗装状態<艶の有無 <洗車傷の蓄積
これだけで数十万円単位の差が出ることも珍しくありません。
だからこそ、
「壊れない車を選ぶ」から一歩進んで、
「状態を維持できる環境を整える」
この視点がこれからのスタンダードになると考えています。
私たちSOUPは、
ただ施工をするだけではなく、
- 長く乗るための提案
- 価値を維持するための考え方
- 日常の扱い方まで含めたサポート
を大切にしています。
車は単なる移動手段ではなく、
日々の時間を豊かにする大切な存在です。
だからこそ、
その一台を“どう守るか”。
ここにしっかりと向き合うことで、
これからのカーライフは確実に変わっていきます。
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