夏は洗車の回数が増える季節。カー用品売り場に行くと、シャンプーだけで棚がひとつ埋まっています。強力洗浄にワックスイン、撥水配合。どれを選べばいいのか。実は、コーティング車にとっては「選んではいけない一本」が混ざっています。

基本は「中性」の一択でいい

カーシャンプーの性質は、大きく中性・アルカリ性・酸性に分かれます。日常の洗車に使うのは中性が基本。汚れ落ちはおだやかですが、塗装やコーティング被膜への負担が小さく、すすぎ残りのリスクも低い。迷ったら中性、これで大きな失敗はありません。

強い洗浄力には、理由と代償がある

アルカリ性は油汚れや虫の分解に強く、酸性は水アカやウロコに効く——どちらも「特定の汚れのための道具」です。効く分だけ、被膜や樹脂パーツへの負担も大きくなります。プロが使い分けるぶんには武器ですが、日常使いには過剰。とくにコーティング車で常用すると、被膜の寿命を縮めることがあります。

コーティング車が避けたい「入り」もの

ワックスイン、撥水成分入り、コンパウンド(研磨剤)入り。便利そうに見えますが、コーティングの上に別の膜を重ねたり、被膜を削ったりする成分です。せっかくの施工の水はけや質感を変えてしまうことがあるので、コーティング車は「余計なものが入っていない中性シャンプー」がいちばん相性よく働きます。

食器用洗剤は、車には使わない

「中性なら台所のでいいのでは」と思うかもしれませんが、食器用は脱脂力が強く、泡切れや成分も車用とは別物です。ゴムや樹脂を傷めたり、シミの原因になったりすることがあるため、車には車用を使ってください。

落ちない汚れは、シャンプーを強くする前に

落ちない汚れに出会うと、より強い一本に手が伸びがちです。順番は逆で、まず状態を見ること。この記事は「売り場でどの一本を選ぶか」に絞りました。施工したての一本目の洗車は、シャンプー選びとは別に手順のコツがあるので、コーティング後、初めての洗車の記事で詳しくまとめています。SOUPで施工したお客様には、その被膜に合う洗い方やシャンプー選びもあわせてお伝えしています。「今使っているものが合っているか見てほしい」という相談も歓迎です。徳島のカーコーティング専門店SOUPへどうぞ。

よくある質問

Q. コーティング車にはどんなシャンプーがいいですか?

A. 研磨剤やワックス成分の入っていない中性シャンプーが基本です。被膜への負担が小さく、水はけや質感を保ちやすくなります。

Q. 水アカにはアルカリ性や酸性を使ってもいいですか?

A. 特定の汚れには効きますが、被膜や樹脂への負担も大きい道具です。常用は避け、落ちない汚れは無理せず状態を見せてください。

Q. 食器用洗剤で洗ってもいいですか?

A. おすすめしません。脱脂力が強すぎて、ゴムや樹脂を傷めたりシミの原因になることがあります。車用の中性を使ってください。

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