セラミックコーティングの温度管理と硬化設備|SOUP

測って、調整して、硬化工程を管理する

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CURING EQUIPMENT / 温度管理

SOUPの施工ブースに設置された天吊・可動式の特注赤外線乾燥設備
SOUPの施工ブースに常設した特注赤外線乾燥設備。車両ごとの熱の入り方を確認し、照射位置・距離・角度・時間を調整しながら使用します。

SOUPでは、車両ごとの熱の入り方に応じて中波と遠赤外線を使い分け、照射距離・時間・位置・角度を調整します。非接触温度計で実際の塗装面温度を確認しながら、硬化工程を管理します。

50〜60℃帯SOUPが用いる自社管理条件
55.2〜55.8℃異なる7台の代表測定点
測る・調整する部位差を見つけ、条件を変えて再測定

コーティングは、塗った瞬間には完成していません

商品名、料金、保証だけでは施工工程の全体を説明できません。洗浄や下地処理と同様に、塗布後にどのような条件で保管し、どのように確認するかも分けて考える必要があります。

このページでは、設備を所有していることではなく、SOUPが塗装面をどのように測り、測定結果を見て照射条件をどう調整するかを公開します。

車両ごとの熱の入り方に応じて中波と遠赤外線を使い分ける

SOUPでは、車両ごとの熱の入り方に応じて中波と遠赤外線を使い分け、照射距離・時間・位置・角度を調整します。非接触温度計で実際の塗装面温度を確認しながら、硬化工程を管理します。

方式名だけで一方が常に優れているとは判断しません。写真の見た目から個々のヒーター管の種類、型式、波長を特定することもしていません。選択した条件が車両へどう表れるかを、塗装面の実測値で確かめます。

経験で条件を決め、実測で確認する

  1. 初期条件を決める:車体形状、対象部位、表面の状態を見て、赤外線の種類と照射条件を決めます。
  2. 塗装面を測る:非接触温度計で、設定値ではなく実際の塗装面温度を確認します。
  3. 条件を調整する:測定結果に応じて、位置、角度、距離、時間を変えます。
  4. 再測定する:調整後の塗装面温度を確認し、必要な部位は追加で対応します。

施工者の経験だけで終わらせず、一点の測定だけで車体全面を判断することもしません。経験による初期判断と実測による確認を一つの工程として扱います。

SOUPの温度管理は50〜60℃帯

50〜60℃帯はSOUPが現場で用いる自社管理条件です。System Xがすべての製品、車両、部位へ一律に指定した温度ではありません。

設備の設定表示だけではなく、非接触温度計で実際の塗装面を測ります。自動制御で車体全面を同じ温度にする設備とは説明せず、照射位置・距離・角度・時間を施工者が調整します。

異なる7台の代表測定点は55.2〜55.8℃

表は横にスクロールしてご覧いただけます。

SOUPが異なる7台で記録した代表測定点
車両 塗装色 測定面 実測温度 施工剤
トヨタ アクア(MXPK16) 白系パール ボンネット 55.7℃ G.Guard系
スズキ ジムニーノマド(JC74W) ベージュ/シャンパン ボンネット 55.6℃ G.Guardプラチナ3層
マツダ CX-60(KH3P) 黒系 ボンネット内側 55.5℃ System X PRO
トヨタ ルーミー(M900A) シルバー フロント面 55.8℃ G.Guard系
ランドローバー RRスポーツ(L461) 濃色ブラック ボンネット 55.2℃ System X MAX MF
スズキ スペーシアカスタム(MK53S) 白/2トーン フロント面 55.4℃ System X PRO
ハーレーダビッドソン ブレイクアウト(FXBR) 濃色ブラック 燃料タンク 55.5℃ System X PRO

この7点は、各車両で狙い温度に調整した代表測定点の記録です。 車体全面のすべての部位が同時に55℃台だったことを示すデータではありません。

55.2〜55.8℃という0.6℃の範囲は、非接触温度計の測定精度や校正精度を示すものではありません。7つの代表測定値の最高値と最低値の差です。

同じ車両でも部位によって温度差があった

一つの車両を測った例では、部位ごとに次の差がありました。車体は立体物であり、ヒーターまでの距離、面に対する角度、車体形状による遮蔽、パネルの材質や形状などが異なります。

一つの車両で確認した部位別測定例
測定部位 実測温度
ルーフ 59℃
ドア 52℃
ロッカーパネル下部 43℃

これは一つの測定例です。すべての車両で同じ温度差が生じることや、特定の一要因だけが差の原因であることを示しません。

温度が低い部位は照射条件を変えて補う

測定で低い部位を見つけた場合は、側面乾燥機の高さ、ヒーターの角度、車体までの距離、照射位置、時間を見直します。必要に応じて追加照射し、その後に同じ部位を再測定します。

車体側面へ照射する三段式の赤外線乾燥機
車体側面へ照射する三段式の乾燥機。パネル位置と実測温度を見ながら条件を調整します。
車体上方から照射する天吊型の赤外線乾燥設備
車体上方から照射する天吊型設備。車体形状に合わせて照射位置を調整します。

重要なのは、均一だったと宣伝することではありません。測ったことで部位差を見つけ、見つけた差に応じて条件を調整し、再度測ることです。

SOUPの硬化工程

  1. 車両状態の確認:塗装、樹脂、ゴム、接着部材などを確認します。
  2. 洗浄・下地処理:汚れを除き、選択した施工内容に応じて塗装面を整えます。
  3. セラミックコーティング施工:製品と施工範囲に沿って塗布・拭き上げを行います。
  4. 赤外線と照射条件の決定:車両ごとの熱の入り方に応じて中波と遠赤外線を使い分け、距離・時間・位置・角度を決めます。
  5. 塗装面温度の実測:非接触温度計で実際の塗装面を測ります。
  6. 部位ごとの調整:測定結果に応じて条件を変え、追加照射後に再測定します。
  7. 養生・最終確認:使用製品と施工状況に応じて養生し、施工面を確認します。
  8. 納車時の案内:使用製品、施工日、養生状況に応じた注意事項を個別に案内します。

赤外線加熱と完全硬化は同じ意味ではありません。 加熱終了だけで完全硬化と判断せず、使用製品と施工記録に基づいて養生・保管と納車時の案内を行います。

SOUPが言えること・言わないこと

硬化工程について確認できることと断定しないこと
確認できること このページで断定しないこと
特注赤外線乾燥設備を施工ブースで使用していること 写真だけから型式や個別の波長を特定すること
車両ごとの熱の入り方に応じて中波と遠赤外線を使い分けること 一方の方式が常に優れていること
50〜60℃帯をSOUPの自社条件として用いること 50〜60℃帯がメーカー共通指定であること
7台の代表測定値と一つの部位別測定例 車体全面が常に同じ温度であること
温度差に応じて条件を調整し再測定すること 赤外線設備だけで耐久性や完全硬化を保証すること

よくある質問

赤外線加熱と完全硬化は同じですか

同じ意味ではありません。SOUPでは塗装面温度を確認しながら硬化工程を管理し、使用製品と施工記録に応じて養生・保管と納車時の注意事項を個別に案内します。

50〜60℃はSystem Xの指定温度ですか

SOUPが現場で用いる自社管理条件です。System Xがすべての製品、車両、部位へ一律指定した温度ではありません。

中波と遠赤外線はどちらが優れていますか

方式名だけで一方を常に上とは判断しません。車両ごとの熱の入り方を見て使い分け、塗装面の実測値で条件を調整します。

7台すべてで車体全面が55℃台だったのですか

いいえ。55.2〜55.8℃は各車両で狙い温度へ調整した代表測定点です。車体全面が同時に55℃台だったことを示しません。

温度は高いほど良いのですか

高ければよいとは考えません。車両状態に配慮し、実測しながら照射条件を調整します。

工場見学で設備を見られますか

施工状況や安全上の都合により稼働状態をご覧いただけない場合はありますが、施工スペースと赤外線乾燥設備をご案内できます。

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