伝説が再び夜を駆ける──PS5で蘇る『首都高バトル』と、セラミックコーティングの共通点とは?

1990年代後半、改造車と共に“首都高”を駆け抜けたあの夜を覚えていますか?湾岸ミッドナイト、イニシャルDと並び、当時の車好きたちの胸を熱くしたゲームシリーズ──『首都高バトル(Tokyo Xtreme Racer)』が、ついにPlayStation 5で登場するという朗報が届きました。

Steamでのアーリーアクセスを経て、正式版1.0が配信されたばかりのこのタイトル。マツダRX-7をはじめとする国産スポーツカーが東京の夜景をバックに疾走する様子に、心を奪われる方も多いのではないでしょうか。私自身、SOUPの現場で日々セラミックコーティングを施すなかで、このゲームの映像美に思わず目を奪われました。美しく仕上げられた塗装、磨き抜かれたボディライン……それはまさに、私たちが現実世界で提供しているコーティング施工の成果と同じ“ツヤ”を感じさせるのです。

そして今回のPS5版発表は、Lexus LFAの車両紹介映像のラストに“サプライズ告知”というかたちで仕込まれました。まさに心憎い演出。GT7やForzaのような最新レースゲームとは一線を画す、ストリートの熱量、非公式なバトル感、そしてマシン同士のプライドのぶつかり合い。首都高バトルシリーズが持つこの“魂”は、クルマという存在に人の想いを重ねる私たちにとって、どこか共感できる美学なのです。

 

SOUPのセラミックコーティングもただの保護膜ではありません。「この1台と、もう一度真剣に向き合いたい」──そんなオーナーの想いを込めて、時間をかけて仕上げていくのです。ゲーム内でピカピカのRX-7を操るように、実際の愛車も“夜に映える”存在にしていきませんか?

ガスプライマーによる下地処理、炎を纏わせるような仕上げ。あれはまさに、バトル前夜の緊張感に近い儀式。ゲームも現実も、本気でやるからこそ楽しい──そんな共通点に気づかせてくれる今回のPS5リリースです。

「首都高を制する者は、夜を制する」

そう言われたあの頃。今、再びその夜が帰ってきます。今度はPS5で。そして現実世界では、SOUPのガレージで。

進化する『首都高バトル』と、私たちが追い求める“アップデートの哲学”

ゲームの世界でも、現実のカーライフでも、本当に大切なのは「進化し続けること」だと思っています。今回正式リリースされた『首都高バトル(Tokyo Xtreme Racer)』バージョン1.0は、その代表的な事例かもしれません。

当初はSteamでアーリーアクセスとして登場し、そこからユーザーの声を反映しながら着実に進化してきました。新たに追加された車種──ホンダやレクサスをはじめとする国産モデルたち。エンジンスワップの対応、30fpsで動作するSteam Deckへの最適化、そしてプレイ進行のストレスを軽減する「別ルートの育成ツリー」まで搭載。

この「リリース後に真価を問われる姿勢」は、私たちSOUPが提供しているコーティングサービスにも強く通じます。施工したその日がゴールではなく、そこからがスタート。たとえば、仕上がりのツヤの持続性、防汚性、水弾き性能──これらをいかに長く保つか。施工後の“1ヶ月点検”や“6ヶ月無料チェック”を設けているのも、お客様との信頼を育てる「進化型サービス」を実現するためです。

とりわけ、私たちがこだわって導入している「ガスプライマー」は、まさにその象徴。通常の下地処理では落としきれない微細な汚れや油分を、火の力を利用して分解・除去し、セラミックコーティングとの密着性を最大限に高めます。この技術も、かつての「当たり前」に甘んじることなく、“次のクオリティ”を追い求めた結果です。

 

ゲームのアップデートで新しいボスキャラやエアロパーツが登場するように、現実でも新たな塗装や新型車両、再塗装されたバンパーなど、日々変化する車両に対応し続ける必要があります。そしてその変化に最前線で向き合っているのが、我々のような“町のコーティング職人”だと自負しています。

今回のTXR1.0の正式リリースを目の当たりにして、「今までの常識に満足していてはダメだ」と、あらためて感じました。昔からあるから、評判がいいから──そんな理由だけで今の施工を続けていても、お客様の期待を超えることはできない。だからこそ、SOUPでは“技術も心も、常に進化”を合言葉に、1台1台に本気で向き合っています。

PS5に対応するということは、より多くの人にこのゲームの魅力が届くことを意味します。私たちのコーティングも同じ。東京や大阪、四国や九州──エリアが違っても、「このツヤ、すごいな」と思っていただけるよう、どこに出しても恥ずかしくない仕上がりを届けたい。そう思って、今日も磨いています。

首都高という名のステージで、“クルマで語る”ということ──自己表現としてのコーティング

徳島県徳島市のお客様の ニッサン R35 GTR mismoにコーティングメンテナンスを施工しました。コーティングのメンテナンスは、 ニッサン R35 GTR mismoの美しさを保つために欠かせません。定期的なメンテナンスを行うことで、ボディガラスコーティングの効果を長期間維持し、塗装面を保護します。専用のメンテナンス剤を使用した洗車や、プロによる点検で、コーティング施工の持続性を高めましょう。ガラスコーティングのメンテナンスについてのご相談は、ぜひ当店にお任せください。

ストリートは、ただの移動手段ではありません。首都高バトルシリーズを遊んだことがある方なら、きっとわかっていただけるはずです。「速さ」だけでは勝てない世界。「見た目」「雰囲気」「存在感」──すべてが絡み合って、夜の主役が決まる。これは、まさにクルマそのものが“語る”世界なのです。

今回PS5への展開が発表された『Tokyo Xtreme Racer』には、そんな“クルマで語る文化”がしっかりと息づいています。最新のバージョンでは新たなエアロパーツやホイールも多数追加され、プレイヤーごとに“自分だけのスタイル”を創り上げる楽しさが拡張されました。これは単なるレースゲームではなく、「自己表現ツール」なんです。

そしてそれは、私たちが現実世界で提供しているセラミックコーティングにも重なります。施工前のヒアリングでお客様とお話ししていると、「ただキレイにしたいわけじゃないんです」とおっしゃる方が非常に多い。たとえば、「この愛車を買ったときの感動を、何年経っても保ちたい」とか、「息子に引き継ぐときも、自分らしさを残したまま渡したい」とか。そう、コーティングとは“外装の保護”である前に、“想いの表現”でもあるのです。

特にSOUPでは、ガスプライマーを用いた下地処理からセラミックコーティングの仕上げまで、すべて一貫して「その人のライフスタイルや美意識」に寄り添うように施工を行っています。たとえば、夜のドライブを好むオーナー様には、ヘッドライトやサイドラインが際立つような立体的な光沢を。日中の街乗りが中心の方には、紫外線反射や耐汚性を重視した透明感のある艶を──といった具合に、一台ごとに“キャラクター”を読み取ってコーディネートしています。

高密着ガスプライマーを併用したプロの施工風景。 新車 ホンダ RC5 オデッセイ アブソリュート SystemX Crystal SSの定着性を高める下地処理工程(徳島県三好市カーコーティング専門店 SOUP

ゲーム内の愛車と現実の愛車。その両方に対して、私たちは“語らせる”ことができる。だから私は、ゲームのカスタム画面であれこれ試行錯誤する時間も、施工前の磨き工程で細かくバフの角度を調整する時間も、大好きなのです。

そして何よりも重要なのは、「自己表現」とは自己満足ではないということ。コーティングが美しく仕上がれば、道行く人が思わず振り返る。信号待ちで隣に並んだドライバーが、静かにうなずく。そこには確かに“対話”があるんです。そうした一瞬の交差にこそ、クルマ文化の本質が宿っているのではないでしょうか。

『首都高バトル』は、まさにそうした美学を体感させてくれる作品です。そして、それに触発されるように、私たちの仕事もまた進化していく。コーティングは単なるメンテナンスではありません。クルマを語らせ、自分自身のスタイルを滲ませるための“静かな主張”なのです。

夜の首都高に映える艶。LED街灯に反射する滑らかな塗装。そんな1台を、自分の手で創りあげる喜び。それは、ゲームであっても、現実であっても、まったく変わりません。だからこそ、SOUPは今日もクルマと向き合います。

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