ロンドンの名門カロッツェリア「ハロルド・ラドフォード(Harold Radford)」の名を冠し、クラシックカー愛好家の注目を集めていたラドフォード・モータース(Radford Motors)が、2024年10月22日にチャプター11(連邦破産法第11章)の適用を申請しました。
イギリスのテレビ司会者であるアント・アンステッド(Ant Anstead)と元F1世界チャンピオンのジェンソン・バトン(Jenson Button)らが立ち上げたこのブランドは、クラシックなデザインと現代の技術を融合させたRadford Lotus Type 62-2の製造を行い、多くのクラシックカーコレクターの注目を集めていました。
ラドフォード・モータースの破綻と訴訟の背景
ラドフォード・モータースは、その名の通り、1960年代にイギリスの名門コーチビルダーであるハロルド・ラドフォード(Harold Radford)が手掛けた数々のクラシックカーを現代に蘇らせるブランドとして誕生しました。特に有名なのが、「ラドフォード ミニ・デ・ヴィル(Radford Mini de Ville)」と「アストンマーティン DB5 シューティングブレーク仕様」です。
ラドフォード ミニ・デ・ヴィル|最も豪華なミニ
ラドフォード・モータースの源流となるラドフォード ミニ・デ・ヴィルは、単なる「小さなクルマ」ではなく、英国のラグジュアリーとカスタムビルドの最高峰を象徴するモデルでした。
1959年に誕生したオリジナルのミニは、コンパクトで機能的なデザインを持ちながらも、決して高級車ではありませんでした。しかし、ハロルド・ラドフォードは、この小さなクルマを上質なクラフトマンシップを駆使して改良し、「街乗り用のロールス・ロイス」と呼ばれるほどの高級仕様ミニへと昇華させたのです。
主な特徴:
✅ ディシーム加工(ボディの継ぎ目を滑らかに処理し、高級感を演出)
✅ 豪華なウッドパネルとレザーインテリア(ロールス・ロイスを彷彿とさせる内装)
✅ 電動ウィンドウ、ウェバスト・サンルーフ(当時としては最先端の快適装備)
✅ 専用チューニングされたエンジン(クーパーSのパワーを活かしたスポーティな走り)
特に1960年代のセレブリティたちに愛され、ビートルズやピーター・セラーズ、スティーブ・マックイーンなどの著名人がラドフォード ミニを所有していたことでも知られています。
アストンマーティン DB5 シューティングブレーク|エレガンスと実用性の融合
また、ハロルド・ラドフォードは、アストンマーティン DB5をベースにシューティングブレーク仕様へと改造したことで、さらなる名声を獲得しました。
このモデルは、アストンマーティンを愛する裕福な狩猟愛好家のために設計され、高級GTカーのスタイルとスポーツワゴンの実用性を兼ね備えた唯一無二のモデルでした。
✅ 延長されたルーフとリアハッチによる積載スペースの拡大
✅ DB5の優雅なフロントデザインはそのままに、ワゴンとしての機能性を追加
✅ シューティングブレーク(狩猟用ワゴン)としての高級感と実用性の両立
このように、ラドフォードが手掛けたミニやアストンマーティンは、クラシックカー市場におけるカスタムメイドの最高峰として高い評価を受け、ラドフォード・モータースが2020年代にこの名を復活させたことは、多くのクラシックカー愛好家にとって大きな期待を寄せられる出来事でした。
ラドフォード・モータースの問題と訴訟の詳細
しかし、ラドフォード・モータースの経営は次第に混乱を極め、2024年には顧客とのトラブルが表面化しました。
2024年5月、アメリカのクラシックカーコレクターであるティモシー・タスカー(Timothy Tasker)氏は、ラドフォード・モータースに約101,000ドル(約1,500万円)のデポジットを支払ったにもかかわらず、2年以上経過しても車が納車されていないとして訴訟を起こしました。タスカー氏は当初、Radford Lotus Type 62-2の納車を2023年と聞かされていましたが、車の完成が遅れる一方で、返金の約束も守られなかったと主張しています。
さらに、高級車ディーラー「ランボルギーニ・パームビーチ(Lamborghini Palm Beach)」も、ラドフォード・モータースに合計105万ドル以上(約1.6億円)のデポジットを支払ったものの、契約通りの納車が行われなかったことを理由に訴訟を提起。
これらの問題の背景には、ラドフォード・モータースの資金管理のずさんさが指摘されており、一部の訴訟では「顧客からのデポジットが他の支払いに流用された可能性がある」との主張もなされています。例えば、別の訴訟によれば、ある顧客が10万ドルを支払った直後に、その資金の一部が別の取引先への支払いに使われたとされ、さらに共同経営者のダニエル・ベドナルスキー(Daniel Bednarski)氏が自らの報酬として2万ドルを即座に引き出したという記録も残っています。
これらの問題が次々と明るみに出る中、ラドフォード・モータースは2024年10月22日にチャプター11(連邦破産法第11章)を申請し、事業の再建を図ると発表しました。しかし、顧客の不満や損害賠償請求が相次ぐ中、ブランドとしての信頼回復は極めて困難な状況にあるといえます。
クラシックカーの価値を守るために必要なこと
クラシックカー市場では、オリジナルの塗装や外観の状態が価値を大きく左右します。特に、飛び石・紫外線・雨風・酸化などのダメージが蓄積すると、再塗装の必要性が生じ、オリジナルの魅力が損なわれる可能性があります。
そこで、クラシックカーの価値を維持し、外装を長期間保護するために最も有効な手段がセラミックコーティングです。
クラシックカー専用のセラミックコーティングとは?
SOUPが提供するクラシックカー専用のセラミックコーティングは、以下のような特徴を備えています。
- ✅ 高耐久性:最大10年間の保護性能で、長期間にわたり愛車の輝きを維持
- ✅ 強力な撥水・防汚性能:水滴や汚れを弾き、塗装の劣化を防止
- ✅ 紫外線カット:色褪せや酸化を抑え、オリジナルの塗装を維持
- ✅ 飛び石対策:塗装面を強化し、小さな傷の発生を抑える
Q&A|クラシックカーオーナーが気になる疑問
Q1. セラミックコーティングはクラシックカーの塗装に悪影響を与えませんか?
A. SOUPの施工はクラシックカー専用の技術を採用し、旧車の塗装にも対応。適切な下地処理を行うため、安全に施工できます。
Q2. セラミックコーティングの施工にはどれくらいの時間がかかりますか?
A. 一般的に3~5日間かけて丁寧に施工します。遠赤外線ヒーターを使用し、硬化プロセスを最適化します。
クラシックカーの塗装を飛び石や傷から守る!プロテクションフィルム施工の重要性
クラシックカーは、塗装がデリケートであり、飛び石やブレーキダスト、紫外線、酸性雨などのダメージを受けやすい車です。特に、フロント周りやボンネット、サイドミラー、フェンダー、トランク部分は、日常の走行や駐車中にも細かな傷がつきやすく、オリジナルの美しい塗装を守るためには適切な保護が必要です。
「SOUP」では、クラシックカー専用のプロテクションフィルム(PPF)施工を提供しており、大切な愛車の塗装を長期間にわたって保護します。
プロテクションフィルムの施工可能部位
クラシックカーは新車と違い、パーツの生産終了やオリジナル塗装の希少性などの理由から、一度傷がつくと修復が難しい場合があります。そのため、ダメージを未然に防ぐことが最も重要です。
- 🚗 フロントバンパー・ボンネット:飛び石や虫の付着によるダメージを防止
- 🔆 ヘッドライト・フェンダー:紫外線による劣化や黄ばみ防止(ヴィンテージライトに最適)
- 🔍 サイドミラー・ドアエッジ:駐車時のこすり傷やドアパンチを防ぐ
- 🚪 ドアステップ・給油口周辺:乗り降り時の靴の接触や給油時の傷を防止
- 📦 リアバンパー・トランク部分:荷物の出し入れ時の傷や摩擦ダメージを軽減
プロテクションフィルムの特徴とメリット
クラシックカーの塗装は、新車の塗装と異なりリペイントが困難で、オリジナルペイントの価値が高いことが多いため、塗装の寿命を延ばすための対策が必須です。
- 🔹 透明で目立たない保護膜:クラシックカーのデザインを損なわず、保護効果を発揮
- 🔹 自己修復機能:軽微なスクラッチは熱で自然に修復し、いつまでも美しい仕上がりを維持
- 🔹 紫外線や酸性雨の影響を低減:塗装の色褪せや酸化を防ぎ、長期間輝きを保持
- 🔹 剥がしても塗装に影響なし:元の塗装を傷めずに安全に剥がせる
- 🔹 ワックス不要でお手入れが簡単:防汚性能が高いため、ワックス掛けの手間が不要
プロテクションフィルムに関するQ&A
Q1. プロテクションフィルムはどれくらいの期間持ちますか?
A. 使用環境やお手入れ状況にもよりますが、適切に管理すれば5~7年の耐久性があります。
Q2. プロテクションフィルム施工後、普段の洗車はどうすればいいですか?
A. 基本的に手洗い洗車を推奨します。洗車機の使用も可能ですが、強い高圧洗浄機やブラシによる摩擦を避けることで、フィルムの持ちがさらに良くなります。
Q3. フィルムを剥がしたい場合はどうすればいいですか?
A. 施工店であるSOUPにご依頼いただければ、安全に剥離可能です。
Q4. セラミックコーティングと併用できますか?
A. はい、プロテクションフィルムの上からセラミックコーティングを施工することで、撥水性・防汚性を強化できます。
クラシックカー向けプロテクションフィルムの参考価格
※車種や形状、塗装の状態によって価格が変動する場合があります。
- 💎 フロント周り(バンパー・ボンネット・フェンダー):168,000円〜
- 💎 ヘッドライト・サイドミラー・ドアエッジ:48,000円〜
- 💎 トランク・リアバンパー・給油口周辺:85,000円〜
- 💎 フルボディ施工(オールペイント保護):お見積もり対応
まとめ|愛車の未来を守るために
ラドフォード・モータースの破綻は、クラシックカー市場にとって衝撃的なニュースでした。しかし、この出来事を機に、私たちは改めて「クラシックカーの価値をどう維持するか」を考える必要があります。
愛車の美しさを守るために、「SOUP」のセラミックコーティングをぜひご検討ください。