日産GT-Rと巨大な恐竜を描いたリアルなイラスト。GT-Rは空力的なデザインと力強いスタンスを前景に配置し、背景にはT-Rexのような恐竜が迫力ある存在感でそびえ立つ。車の現代的な工学と恐竜の原始的な力を対比させたドラマチックな構図で、背景は自然の要素を控えめに取り入れつつ中立的に描かれている。
金村 盟(かなむら まこと)

担当者/著者情報: 金村 盟(かなむら まこと)

役職: 代表取締役
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「ゴジラ」として世界中の車好きに愛される日産GT-R。その歴史は1969年から始まり、現在も進化を続けています。このコラムでは、GT-Rの各世代を詳細に解説し、その魅力をたっぷりとご紹介します。さらに、GT-Rをさらに輝かせるためのケア方法もお伝えします。

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目次


初代 GT-R(1969-1972年)

1970年式初代日産GT-R(ハコスカ)の斜め正面イラスト。クラシックなボクシーデザイン、丸型ヘッドライト、洗練されたプロファイルが三方向から見えるアングルで描かれている。背景はニュートラルで、タイムレスなレトロ美学と日本の伝説的なスポーツカーとしての地位を強調。

GT-Rの始まり:ハコスカの誕生

GT-Rの歴史は、1968年の東京モーターショーでのデビューから始まりました。日産が送り出した「スカイライン 2000 GT-R」(型式名:KPGC10)は、レース用車両の性能を市販車に落とし込んだモデルです。

  • エンジン:S20型 直列6気筒 2.0L DOHC
  • 出力:160馬力 / トルク130 lb-ft
  • トランスミッション:5速MT
  • 最高速度:124 mph

レースでの快進撃

ハコスカはデビュー戦のJAFグランプリで優勝。その後も連勝を重ね、わずか3年間で国内のレースで50勝以上を記録しました。このレース実績が「GT-R」の名を不動のものにしました。


2代目 GT-R(1973年)

1973年式日産ケンメリGT-Rの広告キャンペーンから着想を得たレトロスタイルのイラスト。1970年代のファッションに身を包んだ若いカップルが、スリークなケンメリGT-Rの横に立つ。背景には山や緑の風景が描かれ、ノスタルジックでロマンチックな雰囲気が漂う。日本のクラシックスポーツカーとしての魅力を強調した構図。

ケンメリGT-Rの登場

1973年に登場した2代目GT-R(型式名:KPGC110)は、広告キャンペーンに登場した「ケンとメリー」のカップルから「ケンメリ」の愛称がつきました。

  • エンジン:S20型 直列6気筒 2.0L DOHC
  • 出力:160馬力
  • 生産台数:197台

ケンメリGT-Rは、オイルショックや排ガス規制の影響で短命に終わりましたが、美しいデザインと希少性から、現在ではクラシックカーとして評価されています。


3代目 GT-R(1989-1994年)

3代目日産GT-R(1989-1994年)のイラスト。R32スカイラインGT-Rとして知られるこのモデルは、ボクシーなデザイン、鋭いヘッドライト、空力的な特徴が際立つ。ミニマリストなスタイルで描かれ、背景はニュートラル。日本のスポーツカーの象徴的な存在感を強調。

16年のブランクを経て復活

1989年、GT-Rは「R32」として復活しました。このモデルは、日産の最先端技術を詰め込んだ「スーパーカーキラー」として開発されました。

  • エンジン:RB26DETT型 直列6気筒 2.6L ツインターボ
  • 出力:276馬力
  • トランスミッション:5速MT
  • 特徴:ATTESA E-TS(全輪駆動)、HICAS(4輪ステアリング)

レースでの活躍

R32は、国内レースのグループAカテゴリで圧倒的な強さを誇り、「ゴジラ」という愛称が定着しました。このニックネームは、特にR32型GT-Rが活躍した1989年からのツーリングカーレースでの快進撃から生まれました。当時、GT-Rは全日本ツーリングカー選手権(JTC)で29連勝を達成し、海外でもオーストラリアのバサースト1000で優勝を飾るなど、ライバルを圧倒する走りを見せました。この強さと、日本発のスーパーカーという特異性から、日本の象徴的な怪獣「ゴジラ」と重ね合わせられるようになったのです。


4代目 GT-R(1995-1998年)

1995年から1998年式の日産スカイラインGT-R R33の斜め正面イラスト。特徴的な丸みを帯びたボディ、アイコニックなフロントグリル、空力的なデザインが際立って描かれている。背景はニュートラルで、車のパフォーマンス重視の美学に焦点を当てたリアリスティックな表現。

進化したR33

R32の成功を受けて、R33はさらなる進化を遂げました。特にニュルブルクリンクでのラップタイム短縮が大きな話題となり、GT-Rの性能がさらに洗練されたことを示しました。

  • エンジン:RB26DETT型 2.6L ツインターボ
  • 出力:276馬力
  • 0-60mph加速:5.0秒

5代目 GT-R(1999-2002年)

映画『ワイルド・スピードX2』でブライアン・オコナーが運転するシルバーとブルーのニッサン スカイラインGT-R R34を描いたイラスト。特徴的なブルーのレーシングストライプ、流線型のエアロボディキット、大型リアスポイラーが際立つ。日差しが降り注ぐ高速道路で、背景にヤシの木と青空が広がる中、車がドリフトする躍動感あふれるシーン。光沢のあるシルバーペイントが輝き、タイヤから煙が上がり、スピードと迫力を感じさせる構図。

スタイリッシュなR34

R34は、GT-Rの中でも最もスタイリッシュなモデルとされています。新型の6速ゲトラグ製トランスミッションを採用し、よりシャープな走行性能を実現しました。

  • エンジン:RB26DETT型 2.6L ツインターボ
  • 特徴:軽量化のためのカーボン素材使用
  • トランスミッション:6速MT

6代目 GT-R(2008年~現在)

徳島県徳島市のお客様の ニッサン R35 GTR mismoにコーティングメンテナンスを施工しました。コーティングのメンテナンスは、 ニッサン R35 GTR mismoの美しさを保つために欠かせません。定期的なメンテナンスを行うことで、ボディガラスコーティングの効果を長期間維持し、塗装面を保護します。専用のメンテナンス剤を使用した洗車や、プロによる点検で、コーティング施工の持続性を高めましょう。ガラスコーティングのメンテナンスについてのご相談は、ぜひ当店にお任せください。

世界で愛されるR35

R35は、GT-Rとして初めてアメリカ市場に正式投入されたモデルです。

  • エンジン:VR38DETT型 V6 3.8L ツインターボ
  • 出力:565馬力(NISMO仕様は600馬力)
  • トランスミッション:6速デュアルクラッチ

GT-Rオーナーにおすすめのカーケア

GT-Rの美しいデザインと性能を維持するためには、適切なカーケアが不可欠です。SOUPでは、徳島県や香川県や四国周辺のGT-Rオーナー向けに特化したサービスを提供しています。


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