先日、「ボンネットに白いシミが取れない」と駆け込んでこられたお客様がいました。

聞けば、2週間ほど前に洗車はしたそうです。でも、朝露がついた状態で1日置いてしまった。それだけでした。原因は花粉です。

SOUPでは毎年この時期、同じ相談が何件も入ります。そしてほぼ全員が「花粉でこんなことになるとは思わなかった」とおっしゃいます。

徳島の花粉は、なぜ車に厳しいのか

徳島県は面積の約75%が森林です。県西部——つまり私たちがいる三好・美馬・東みよし一帯はスギとヒノキの植林が特に密集しています。

3月下旬から5月の連休明けまで、毎朝のようにボンネットが黄色く染まります。これは都市部の比ではありません。さらに、にし阿波は朝晩の寒暖差が大きい。夜間に結露が発生し、花粉が水分を吸う。この「結露+花粉」の組み合わせが、塗装にとっていちばん厄介なのです。

花粉のシミは「汚れ」ではない。塗装の変形です

多くの方が「花粉=汚れ」だと思っています。汚れなら洗えば落ちる。でも花粉のシミの正体は違います。

花粉は水分を吸うとペクチンという粘着性の物質を放出します。このペクチンが塗装のクリア層に浸透し、乾燥する過程でクリア層を収縮させる。つまり花粉のシミは、塗装の表面が物理的に凹んでいる状態です。

だから洗っても落ちない。コンパウンドで磨いても薄くなるだけで完全には消えない。重度のものは再塗装が必要になります。

SOUPに持ち込まれるケースで多いのは、濃色車(黒・ダークブルー・赤)です。シミが目立ちやすいだけでなく、これらの色は塗膜が薄い傾向があり、ダメージが深くなりやすい。

なぜコーティングが「盾」になるのか

コーティングは塗装の上に別の層を作ります。花粉のペクチンが浸透しようとしても、塗装本体ではなくコーティング被膜の表面で止まる

SOUPで使用しているSystemXのセラミックコーティングは、硬度9H以上の被膜を形成します。これは鉛筆硬度でいうと最高レベル。ペクチンの収縮力では、この被膜を変形させることができません。

そしてもうひとつ重要なのが、洗車での除去が圧倒的に楽になることです。コーティング被膜は平滑性が高く、花粉が食い込みにくい。大量の水で流すだけでほとんどが落ちます。「こする」必要がないから、洗車キズもつかない。

SOUPで実際に対応している「花粉被害」の例

ケース1:3年間コーティングなしの黒のアクア

ボンネットとルーフに無数の白いシミ。洗車で落ちず来店。研磨(ポリッシュ)で7割ほど改善したが、深いものは残った。その後セラミックコーティングを施工。翌春はシミゼロで乗り切った。

ケース2:コーティング済みのレンジローバー

2年前にSOUPでSystemXを施工済み。「今年も花粉がすごいけど、水洗いだけで全部落ちます」とのこと。メンテナンスコーティングで被膜を補強して、さらに2年安心の状態に。

ケース3:屋外駐車の白のN-BOX

「白い車だからシミは目立たないと思っていた」。でも光の角度で無数のシミが浮かぶ状態に。G.Guardガラスコーティングを施工。屋外駐車でも被膜があるだけで花粉の影響が大幅に軽減。

花粉シーズンに今からできること

コーティングがまだの方

今からでも間に合います。SOUPは完全屋内施工。外で花粉が飛んでいても、施工ブースの中は花粉ゼロです。中波コルツヒーターで被膜を均一に硬化させるため、気温差の大きい春先でも仕上がりに影響しません。代車は無料。GW前の施工も対応できます。

コーティング済みの方

以下の3つだけ守ってください。

  1. 2週間に1回は水洗い。高圧洗浄機があればなお良い。
  2. 乾いた花粉を絶対にそのまま拭かない。必ず水で濡らしてから。
  3. 撥水が鈍ったら来店。メンテナンスコーティングで被膜を補強。最短1日。

よくあるご質問

Q. 花粉のシミがすでにできています。直せますか?

A. 多くのケースで研磨により改善できます。ただし深度によって限界があるため、まずお車を見せてください。シミの除去後にコーティングを施工すれば、翌シーズンからは防げます。

Q. コーティングをしていれば花粉は完全に無害ですか?

A. 「完全に無害」とは言い切れません。大量の花粉を長期間放置すれば、被膜の上にもうっすらシミが出ることはあります。ただし、メンテナンスで被膜を上書きすれば塗装を研磨せずにリセットできます。塗装が傷むのと被膜が傷むのでは、天と地の差があります。

Q. 花粉シーズンに施工して、施工直後に花粉がつくのでは?

A. 完全屋内施工のため、花粉が被膜に巻き込まれる心配はありません。お引き渡し時にはすでに被膜が硬化しているため、その後花粉がついても水洗いで落とせます。

まとめ

花粉のシミは「汚れ」ではなく「塗装の変形」です。洗車で落ちないのは、そもそも落とす問題ではないからです。

防ぐ手段はただひとつ。塗装とペクチンの間に、もう一枚の壁を置くこと。それがコーティングです。

ご相談はSOUP お問い合わせページから。施工実績4万台超のスタッフが、お車の状態に合わせた最適解をご提案します。

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