2027年型日産Zはなぜ“手に入りにくいクルマ”になるのか

ここ最近、スポーツカー好きのお客様と話していると、「これからのZは買いにくくなりそうですね」という声をよく耳にします。実際、2027年モデルの日産Zは、これまでとは少し違う販売の流れになりそうです。
海外ディーラー向けの資料によると、2027年型Zは生産台数をかなり絞り込み、基本は受注生産に近い形へ移行する見込みとされています。さらに、1店舗あたりの年間割り当ては平均2〜3台程度になる可能性が示唆されており、これまで以上に希少性が高まることは間違いありません。
背景にあるのは、とても現実的な事情です。2024年モデルでは生産過多により在庫が積み上がり、値引き販売が増えた時期がありました。メーカーとしては、売れ残りによる利益圧迫を避けたい。だからこそ「欲しい人に、欲しい仕様で届ける」という方向へ舵を切ったと考えるのが自然でしょう。
2027年モデルでは、フロントデザインの刷新や、これまでAT限定だったNISMOにマニュアル設定が追加される見込みもあり、クルマとしての魅力はむしろ高まっています。その一方で、供給は絞られる。この構図は、過去の名車たちがたどってきた道にもどこか似ています。
SOUPに来られるお客様の中にも、「どうせ買うなら長く大切に乗りたい」と話される方が本当に増えました。希少車になればなるほど、“買った後の付き合い方”がより重要になります。単に所有するだけでなく、どう維持していくか。ここが、これからのZオーナーにとって大きな分かれ道になると私は感じています。

特に最近のスポーツカーは、塗装の美しさや面の映り込みが車全体の印象を大きく左右します。Zのように低くワイドなボディラインを持つクーペは、わずかな洗車キズやくすみでも雰囲気が変わってしまいます。静かに存在感を放つクルマだからこそ、外装のコンディションがそのまま“車格”に見えてしまうのです。
これからZを手に入れる方には、ぜひ購入前から「どう守るか」まで含めて考えていただきたい。希少になるクルマほど、納車直後の初期ケアがその後の数年を大きく左右します。ここを後回しにしてしまうと、あとから取り戻すのは想像以上に大変です。
私たちの現場感覚としても、最近のZオーナーは非常に目が肥えています。だからこそ、ただ磨いてコーティングするだけでは足りません。塗装表面の状態をきちんと整え、その上で被膜を安定させる下地づくりが、これまで以上に重要になってきていると実感しています。
希少なZを長く美しく保つために、納車直後に考えたいこと

もしこれから2027年型Zのオーナーになられるのであれば、私がまずお伝えしたいのは「納車直後の数週間が勝負」ということです。ここで適切な下地処理と保護を行えるかどうかで、数年後のボディの印象は大きく変わります。
SOUPでは、セラミックコーティングの前工程としてガスプライマーによる下地安定処理を重視しています。あまり派手な工程ではありませんが、このひと手間が被膜の定着性や仕上がりの均一感にしっかり効いてきます。
最近の塗装は環境配慮型に変わってきており、昔に比べてデリケートな傾向があります。見た目はきれいでも、表面には目に見えない油分や不安定な層が残っていることも少なくありません。その状態のままコーティングを施工してしまうと、初期のツヤは出ても、数年単位で見たときに差が出てきます。
ガスプライマーは、そうした塗装表面を一度リセットし、コーティング被膜が安定して定着しやすい状態へ整える役割を担います。言い換えると、“きれいに塗る前の土台づくり”のような工程です。ここが整っているかどうかで、セラミックコーティング本来の耐久性や防汚性能の引き出し方が変わってきます。
特にZのようなスポーツクーペは、フロントノーズやフェンダー周りに走行中のダメージが集中しやすい車種です。だからこそ、単なる艶出しではなく、長期視点での保護設計が重要になります。SOUPでは、お客様の使用環境や保管状況を伺いながら、5年耐久・10年耐久それぞれの考え方をご案内しています。
もうひとつお伝えしたいのは、希少車ほど“最初の状態”をどこまで保てるかが資産価値にも影響するという点です。今後Zの流通台数が絞られていくなら、なおさらです。洗車キズが増えた状態からのリカバリーは可能ですが、塗装のクリア層は無限ではありません。だからこそ、早い段階での予防的ケアが結果的に一番合理的なのです。
私自身、これまで多くのスポーツカーを見てきましたが、「もっと早くやっておけばよかった」という声は本当に多いです。逆に、納車直後から適切な保護を行った車両は、5年後でも驚くほどコンディションが安定しています。
2027年型Zは、これからさらに特別な存在になっていく可能性があります。だからこそ、手に入れた瞬間から“どう守るか”まで含めて楽しんでいただきたい。クルマをきれいに保つことは、単なる見た目の問題ではなく、オーナーとしての満足度そのものに直結すると、私は現場で日々感じています。
もし徳島近郊でZのボディケアについて気になることがあれば、いつでもSOUPまでご相談ください。大切な一台を、できるだけ長く、気持ちよく乗り続けていただく。そのお手伝いができれば嬉しく思います。
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