R34 GT-R Z-Tune、遂にGT7に登場|時代を超える「究極」の名にふさわしい一台

2025年7月、グランツーリスモ7の最新アップデートVer.1.61において、ファン待望の「Nissan Skyline GT-R R34 NISMO Z-Tune」が追加されました。クルマ好きなら誰もが知るこの“最強のR34”が、ようやくGT7のガレージに並ぶこととなったのです。これまでにもR34は複数存在してきましたが、Z-Tuneの追加はシリーズ史上初。まさにゲーム史に刻まれる瞬間です。

R34 GT-R Z-Tuneとは、2004年にNISMO(ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル)が創業20周年を記念し、わずか20台のみを製造した伝説のコンプリートカーです。中古車として仕入れたR34 GT-R V・spec IIをベースに、RB26DETTエンジンを2.8Lへとボアアップし、最大出力500馬力・最大トルク54.7kgf·mを発揮するモンスターマシンに昇華。チタン製マフラーや専用Bremboブレーキ、SACHS製ダンパーなど、まさに「NISMOが本気で作った究極のGT-R」です。

その希少性ゆえ、実車に触れることはおろか、見かけることすら困難なこの一台。しかし、グランツーリスモ7ならではの精緻なグラフィックと挙動再現により、Z-Tuneの持つ重厚なステアフィールや、踏み込んだ瞬間のターボブースト感まで体感できるのです。ドライバーとしての感性を刺激する、まさに“走りの神髄”がここにあります。

私自身、カーコーティング専門店SOUPのオーナーとして、日々クルマの美しさと性能を追求していますが、このZ-Tuneの登場には思わず胸が熱くなりました。これは単なるゲーム内の追加車種ではなく、クルマ文化に対する深いリスペクトの表れだと感じています。

そして、この「究極のGT-R」にこそ相応しいのが、私たちが提供するセラミックコーティングです。Z-Tuneの美しいパールホワイトの塗装、カーボンディフューザー、ブレーキキャリパーの輝き……それらを最大限に引き立て、長期にわたり保護するには、通常のガラスコートでは力不足です。耐スリ傷性、耐薬品性、防汚性を兼ね備えたSOUPのセラミックコーティングなら、まさにZ-Tuneのような珠玉のマシンにも、自信を持ってご提案できる保護手段といえるでしょう。

N-ONE RSという小さな感動|時代が変わっても失いたくない「走りの楽しさ」

Z-Tuneのようなスペシャルモデルとは真逆の存在ですが、同時にアップデートされた「ホンダ N-ONE RS」もまた、私の心を強く打った一台です。N-ONE RSは、ホンダが誇る軽自動車のスポーツグレード。最大63馬力の自主規制いっぱいまで出力されたターボ付き3気筒エンジンに、6速マニュアルという今や希少な組み合わせを持つこのモデルは、“軽”であることを楽しみに変えるクルマだといえるでしょう。

私が初めてこの車に試乗したとき、真っ先に感じたのは「軽い」ということ。剛性の高いボディ、ダイレクトなシフトフィール、きびきびとしたハンドリング。そのどれもが、純粋に“運転する楽しさ”を思い出させてくれました。まるで90年代のホットハッチを彷彿とさせる、そんなピュアなドライビングフィールが、現代の安全基準や燃費基準の中でもしっかり息づいていることに、私は感動すら覚えたのです。

しかし一方で、こうした軽自動車やコンパクトカーは、塗装の耐久性やパネルの質感においては、やや脆弱であることも事実。特にRSのようなスポーツモデルは、走行距離が伸びやすく、飛び石や泥汚れ、虫の衝突といった日常的なダメージを受けやすい傾向にあります。だからこそ、当店SOUPでは、こういったモデルにも“本物”のセラミックコーティングをおすすめしたいのです。

 

軽自動車だからといって、手を抜いていい理由にはなりません。むしろ手頃な価格帯だからこそ、永く、美しく乗っていただくためのケアが重要になります。SOUPのセラミックコーティングは、軽自動車専用のメニューも用意しており、N-ONE RSのような車にも最適化した被膜厚と柔軟性を持たせています。光沢性だけでなく、防汚性・撥水性・洗車のしやすさにおいても大きな違いを体感いただけるでしょう。

最近では、N-ONE RSをベースにサーキット走行を楽しむユーザーも増えており、当店にも「スポーツ走行後の再施工」や「ホイールコートとのセット」のご相談が増えています。そんなオーナー様のカーライフを、コーティングという形で支えるのが私たちSOUPの役割だと考えております。

GT7のようなゲームの中では、クルマをいつでも美しく保てますが、現実の世界では日々の汚れや劣化と戦わなければなりません。その現実と向き合い、クルマの価値を維持するために、私たちができる最良の選択肢こそが、セラミックコーティングなのです。

キャシュカイが教えてくれる時代の変化|“弄る楽しさ”から“守る愉しみ”へ

今回のGT7アップデートで、Z-TuneやN-ONE RSとともに追加されたのが「日産キャシュカイ」。この選択に少なからず戸惑ったファンも多いかと思います。かつてはシルビアやRX-7のようなチューニングベースの名車がゲームの主役だったのに対し、今はCR-V、C-HR、キャシュカイのような“クロスオーバー”が多く登場している現状。その違和感は、私自身も大いに感じています。

キャシュカイは、日産が欧州市場をターゲットに開発した実用的なSUV。現実のモデルではハイブリッドが主力で、CVTが組み合わされ、走行性能よりも快適性と燃費が重視された構成となっています。チューニングベースとしての自由度は乏しく、かつての「何でも自分で手を加える楽しみ」を知る世代からすれば、少し物足りなく映るのも無理はありません。

ただ、それでも私たちは思います。今の時代、クルマに対する向き合い方は確かに変化していますが、それが悪いこととは限らない、と。かつてはチューニングという「性能を高める遊び」が主流でしたが、現代では「車を美しく保つ、愛着を深める」という価値が広がりつつあります。つまり、“弄る楽しさ”から“守る愉しみ”へのシフト。それは、まさにSOUPが大切にしてきた世界観です。

 

たとえばキャシュカイのようなハイブリッドSUVでも、塗装は高品質で繊細。ボディ形状も複雑化し、洗車キズや水ジミが発生しやすくなっています。こういった現代車の弱点を補い、デザインと美観を永く保つために、セラミックコーティングは非常に有効です。SOUPでは、クロスオーバーやファミリーカーに特化した被膜設計も用意し、UV耐性・防汚性・撥水力を最大限に発揮させるプランをご提案しております。

「SUVにはコーティングなんていらない」と思われる方もいらっしゃいます。しかし、むしろ日常使いされるSUVだからこそ、コーティングのメリットは明確です。特にキャシュカイのように屋外保管が前提の車両では、雨染みや洗車キズが避けられません。当店のコーティングでは、そういった日々のダメージを未然に防ぎ、美しさと資産価値を維持するお手伝いをいたします。

ゲームの中では、車はリセットできても、現実のカーライフでは“手間をかけて守る”という姿勢が、愛車との関係をより豊かなものにします。クルマに「走り」だけでなく「美しさ」や「愛着」という価値を見出すこと——それが今の時代に求められている新しいカーライフの在り方だと、私たちSOUPは考えています。

GT7に追加されたZ-Tuneも、N-ONE RSも、キャシュカイも、それぞれ違う意味で“今のカーライフ”を象徴しています。すべてのクルマに共通するのは、「大切にすることで価値が深まる」ということ。SOUPのセラミックコーティングは、そんな現代のカーライフにおいて欠かせない“新しいメンテナンス文化”として、これからも皆様の愛車を支えてまいります。

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