マツダの「ナビ・音楽・画面操作」はなぜ使いにくいと言われたのか

マツダCX-8、徳島県のカーコーティング専門店SOUPにてコーティングメンテナンスを実施。美しく輝くボディが印象的な仕上がり。

最近お客様からよく聞かれるのが、「マツダのナビや画面操作って実際どうなんですか?」というご相談です。

マツダ CX-80やCX-60といった上級SUVは、走りや内装の質感が本当に素晴らしいです。ですが一方で、ナビや音楽、設定画面などをまとめて操作する“車内のタブレット部分”については、正直なところ賛否が分かれてきました。

これまでマツダは、画面を直接タッチせず、センターコンソールにある丸いダイヤル(スクロールホイール)で操作する方式を採用してきました。理由は「走行中に画面へ手を伸ばすのは危険だから」という考え方です。

考え方自体は、とても誠実だと思います。ですが実際に使ってみると、ダイヤルを回して項目を選び、決定し、戻って、また回して……と、操作の手順が意外と多いのです。

目的地を入力するだけでも何段階も操作が必要になります。慣れれば問題ないという声もありますが、多くの方が最終的にApple CarPlayやAndroid Autoに頼っているのが現実です。

ただし、CarPlayはもともと“タッチ前提”で作られています。それをダイヤルで動かすのは、どうしてもぎこちなくなります。画面自体は上位グレードでタッチ対応しているものの、走行中は基本的にタッチ操作が無効になる仕組みです。

しかも画面の位置も、もともと触る想定ではないため、少し遠く感じます。安全を守るための設計が、結果的に操作のわずらわしさにつながっている。そんな印象を受けた方も少なくないでしょう。

そして2026年モデルのCX-5では大きな転換が行われます。15.6インチの大型タッチスクリーンを採用し、ダイヤル操作を廃止。いわばスマートフォンのような感覚へと大きく舵を切りました。

ここまで変えるということは、マツダ自身もこれまでの方式に課題を感じていたのだと思います。

クルマは毎日触れるものです。ナビや音楽操作は、日常の小さな積み重ねです。その積み重ねが「なんとなく使いづらい」という印象を生むこともあります。だからこそ今回の変化は、とても意味のある決断だと感じています。

全部タッチ操作へ――それは本当に良い方向なのか

マツダCX-8、徳島県のカーコーティング専門店SOUPにてコーティングメンテナンスを実施。美しく輝くボディが印象的な仕上がり。

新しいCX-5では、これまであった物理ボタンやダイヤルがほぼなくなります。エアコン操作も画面内に統合され、音量ノブも廃止。まさに“全面タッチ操作”です。

ここで大切なのは、「見た目が先進的かどうか」よりも「毎日ストレスなく使えるかどうか」だと思っています。

物理ボタンには大きな利点があります。目で見なくても、指先の感覚で操作できることです。エアコンの温度を変える、音量を少し下げる。視線を大きく動かさずに済む安心感があります。

一方、画面操作は表示の自由度が高く、情報量も増やせます。ただし、すべてを画面に集約すると、階層が深くなり、逆に操作が増える可能性もあります。

これは、私たちSOUPの仕事にも似ています。

例えばセラミックコーティング。艶や撥水だけを前面に出すことは簡単です。しかし本当に大切なのは下地づくりです。塗装面を整え、ガスプライマーで密着性を高める。その“土台”があるからこそ、長く守れるコーティングになります。

 

車内の操作系も同じではないでしょうか。見た目の新しさだけでなく、「走行中でも自然に扱える設計か」という土台が重要です。

マツダの内装は本当に美しいです。実際、コーティング施工でお預かりするマツダ車は、オーナー様の愛着がとても強いと感じます。その美しいボディを守るためにセラミックコーティングを選ばれるように、操作性も“長く快適に使えること”が大切だと思います。

ダイヤル時代からタッチ時代へ。マツダの決断は大きな転換です。それが本当に使いやすさにつながるのか。答えはこれから見えてくるでしょう。

クルマはスペックだけではありません。触れて、使って、毎日感じるものです。だからこそ私は、見た目の進化と同時に、使い心地という本質も大切にしていきたいと思っています。

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