日産が選んだ“普通じゃないハイブリッド”という選択

徳島県三好市のカーコーティング専門店SOUPで施工中のニッサン セレナオーテック(SFNC28)。SystemX Diamond SSセラミックコーティングの前処理として、専用ケミカルで徹底的な洗浄と下地処理を実施。

ここ数年、ハイブリッドと聞くとトヨタやホンダのシステムを思い浮かべる方が多いと思います。しかし、日産が次に送り出そうとしているのは、少し異なる仕組みを持つ「E-POWER(イーパワー)」です。これは単なるハイブリッドではなく、エンジンが“発電専用”として働く独自のシリーズハイブリッド方式です。ガソリンエンジンは駆動のためではなく、モーターに電気を供給する発電機として存在しているのです。

つまり、走行そのものは常にモーター駆動。エンジンはあくまで“裏方”として静かに電力を作り出す。運転している感覚は電気自動車(EV)に非常に近く、アクセルを踏んだ瞬間に感じる滑らかで力強い加速は、ガソリン車とはまるで別物です。実際、ヨーロッパやアジア市場ではすでに高い評価を得ており、ようやく北米市場にも導入が決まりました。

ただ、このシステムの開発は決して簡単な道のりではなかったようです。特に高速巡航時の効率性に課題があり、モーターだけで高速走行を維持するにはエネルギーの無駄が生じやすい。そのためホンダのようにエンジンを直接ホイールに繋ぐ仕組みを採用するメーカーもあります。しかし日産はあえて“繋がない”という選択を取りました。これは振動や構造的な複雑さを避け、コストを抑えるためでもあり、何より「純粋な電気走行感覚」を守るためでもあります。

徳島県三好市SOUPにて、セレナオーテック(SFNC28)のSystemX Diamond SS施工風景。遠赤外線乾燥で硬化を最適化し、艶・防汚・耐久性を徹底強化したプレミアム仕上げ。

この思想は、私たちコーティング専門店SOUPが大切にしている「本質的な美しさを守る」という考えにもどこか通じます。車の見た目だけを整えるのではなく、塗装や素材が本来持つ“素の美しさ”を最大限に引き出すこと。日産のE-POWERも、余計な機構を削ぎ落とし、本質的な走りを追求しているように思えるのです。

たとえば、セラミックコーティングで言えば、光沢や撥水性を“塗り重ねる”のではなく、塗装表面と一体化させて守る。その基礎にあるのが、SOUPが導入している「ガスプライマー」です。目に見えないレベルで塗装表面の分子構造を整え、コーティングの密着力と耐久性を飛躍的に高める。これにより、まるでE-POWERのように“効率的で無駄のない保護”が可能になるのです。

最新技術というのは、単に新しいだけでは意味がありません。日産のE-POWERが目指すように、使う人の感覚に寄り添い、自然に馴染むものこそが真の進化です。コーティングも同じで、日常の中で“違和感なく美しさを維持できる”ことが何より大切だと私は思います。

 

E-POWERとSOUPの“無駄を削ぐ技術哲学”

徳島県三好郡のお客様の新車ニッサン T33 エクストレイルに耐久性の高いボディガラスコーティングとホイールコーティングとハイウェイガードを施工しました。

日産が次期ローグ(日本ではエクストレイル相当)に搭載するE-POWERは、これまでのハイブリッドが抱えてきた「二重構造の無駄」を取り除くアプローチでもあります。エンジンで走るか、モーターで走るかを都度切り替えるのではなく、常にモーターが主役エンジンは一定の回転数で最も効率の良い発電だけを担う。だからこそ、走りが驚くほど滑らかで静か。まさに“電動車らしい心地よさ”を保ちながら、燃費も優秀に仕上げられています。

この「効率を極める思想」は、私たちSOUPの施工現場でも日々意識していることです。例えば、ガスプライマーの工程を省略せず、適正な反応時間を確保することで、セラミックコーティングの結合エネルギーが最大化されます。これにより、ボディ表面に分子レベルの“安定層”が生まれ、熱や紫外線、酸化から塗装を長期間守ることができます。E-POWERが最適なタイミングで発電し、無駄なくモーターを駆動するように、SOUPではコーティングの化学反応を最適化して耐久と美観を両立させています。

また、E-POWERが「直接駆動を避けた」理由として挙げていた“振動”や“複雑化”は、私たちの仕事にも通じます。複雑な多層コートを重ねすぎると、仕上がりにムラやストレスが生じる。だからこそ、SOUPでは必要最低限の層構造で、最大の保護力を発揮できるよう設計しています。技術の本質は、削ることにあります。付け加えるのではなく、無駄を省き、素材が持つポテンシャルを引き出すこと。そこに“本物の品質”が宿るのです。

徳島県三好郡のお客様の新車ニッサン T33 エクストレイルに耐久性の高いボディガラスコーティングとホイールコーティングとハイウェイガードを施工しました。

日産のE-POWERがようやく北米で展開される背景には、「待つ勇気」と「完成度へのこだわり」がありました。私たちSOUPも同じです。目に見えない部分の仕上げこそが、仕上がりを左右する。お客様の愛車がいつまでも輝きを保てるように、私たちは一台一台に心を込めて施工しています。

次世代のE-POWERが目指す「エンジンの存在を意識させない静粛な走り」。それは、私たちが追求する「コーティングを感じさせない自然な艶」と重なります。もしこの記事を読んで、車という存在を“ただの移動手段”ではなく、“守るべき大切なパートナー”と感じていただけたなら、それこそが私たちSOUPの願いです。

徳島県三好市三野町加茂野宮445-1にあるSOUPでは、E-POWERのように静かで確かな技術を体感できるコーティングを提供しています。愛車の魅力を長く、美しく保つために、ぜひ一度ご相談ください。

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