担当者/著者情報: 金村 盟(かなむら まこと)
役職:
代表取締役
SOUPのコラム担当として、車を愛する皆様に寄り添う情報を発信しています。整備士の資格を有し、ガソリンスタンドでの業務や中古車の販売・買取事業など、長年にわたり自動車に関わる仕事を経験してきました。これらの経験を基に、車のメンテナンスやケアに関する幅広い知識をお客様に提供することを心掛けています。
車は、日々の生活や旅を豊かにするパートナーです。その大切な車を最高の状態で維持するお手伝いをするため、私自身も新しい技術や情報の習得に励んでいます。SOUPのコラムを通じて、愛車とのより良いカーライフをお届けできればと願っています。
運転中に飛び石や衝撃でフロントガラスが割れてしまった…そんな経験、ありませんか?
フロントガラスのひび割れは、見た目だけでなく視界や車両全体の安全性にも影響を与えます。
このコラムでは、ひび割れの種類を分かりやすく紹介し、修理・交換の判断基準について解説します。
フロントガラスのひび割れの種類と特徴
① 丸型ヒビ(サークル型)
飛び石などでできる、小さな円形のひび割れです。形がきれいな丸型になるため、一見すると修理が簡単そうに思えますが、放置すると広がる危険があります。小さな傷でも早めの対応が大切です。
② 星型ヒビ(スター型)
中心から細いヒビが星のように伸びるタイプです。小石などの衝突で起きやすく、目立つことが多いです。このタイプのヒビは、放置するとどんどん広がるため、早めの修理がおすすめです。
③ 混合型ヒビ(ミックス型)
丸型と星型が組み合わさったタイプ。複数のヒビが絡み合うため、修理が難しい場合があります。経験豊富な専門家の手に委ねるのがベストです。
④ 縁近くのヒビ(エッジヒビ)
フロントガラスの端から近い場所に発生するひび割れです。このタイプは振動や衝撃で広がりやすく、短期間でかなり大きくなることも。特に注意が必要です。
⑤ 中央部のヒビ(フロート型)
ガラス中央付近に発生するひび割れで、見た目が小さくても広がる危険性があります。放置すると運転中の視界を遮る可能性もあるため、プロの点検を早めに受けましょう。
⑥ 半円型ヒビ(ハーフサークル型)
丸型ヒビの一部が欠けたような形状です。見た目は軽微に見えるものの、時間が経つと他のヒビと同様に悪化します。迅速な修理が必要です。
⑦ 温度差によるヒビ(ストレス型)
急激な温度変化による内部のひび割れで、外から触っても感触がありません。例えば、冷たいガラスに熱湯をかけることで起こることがあります。このタイプは早期発見がポイントです。
修理と交換の判断基準
フロントガラスの修理が可能かどうかは、以下のポイントで判断します。
修理が適しているケース
• ヒビの長さ: 30cm以下
• 傷の深さ: 外側の表層のみの損傷
• 傷の位置: ガラスの中央部や運転視界外
• 視界への影響: 運転中の視界を妨げない場合
交換が必要なケース
• ヒビの長さ: 35cm以上
• 傷の深さ: 内部まで達している場合
• 傷の位置: フロントガラスの端付近
• 視界への影響: 視界を大きく妨げる場合
交換が必要な場合は、早めに対応することで安全性を確保できます。
フロントガラスのトラブルはプロに相談を!
ひび割れの修理・交換は、専門家の診断を受けることが何よりも大切です。
例えば、SOUPでは車のコーティングだけでなく、ガラスのメンテナンスのアドバイスも行っています。大切なお車の美しさと安全を守るため、ぜひお気軽にご相談ください。
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