車のレザーシートメンテナンス手順の視覚イラスト。ソフトブラシでシートを掃除機がけする場面、マイクロファイバークロスでレザークリーナーを円を描くように塗布する場面、別の布でコンディショナーを塗り込む場面が順に描かれています。さらに、紫外線対策として日陰に駐車している車と、保護用のレザープロテクタントのボトルも含まれ、レザーシートを長持ちさせるためのコツが示されています。テキストやラベルはなく、シンプルかつ視覚的にわかりやすい構成。
金村 盟(かなむら まこと)

担当者/著者情報: 金村 盟(かなむら まこと)

役職: 代表取締役
SOUPのコラム担当として、車を愛する皆様に寄り添う情報を発信しています。整備士の資格を有し、ガソリンスタンドでの業務や中古車の販売・買取事業など、長年にわたり自動車に関わる仕事を経験してきました。これらの経験を基に、車のメンテナンスやケアに関する幅広い知識をお客様に提供することを心掛けています。 車は、日々の生活や旅を豊かにするパートナーです。その大切な車を最高の状態で維持するお手伝いをするため、私自身も新しい技術や情報の習得に励んでいます。SOUPのコラムを通じて、愛車とのより良いカーライフをお届けできればと願っています。

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はじめに

車のレザーシートは、高級感と洗練された雰囲気を車内にプラスしてくれる、特別な存在です。ただ、日々の使用で汚れや乾燥によるダメージを防ぎ、美しい状態を保つためには、定期的なクリーニングと保湿ケアが欠かせません。このコラムでは、しなやかさを保ち、シートを長持ちさせるためのメンテナンス方法を詳しくご紹介します。

レザーの種類を知ろう

まず、お手入れの前にレザーシートの種類を知ることが重要です。主に以下の3つのタイプがあります:

1. アニリンレザー:自然な質感と独自の風合いを持つレザーで、繊細なため、優しいケアが求められます。

2. セミアニリンレザー:アニリンレザーに保護コーティングを施したもので、耐久性がありお手入れもやや簡単です。

3. 顔料仕上げレザー:ポリマーコーティングで耐久性が強化され、汚れも付きにくいタイプ。掃除がしやすいのが特徴です。

レザーシートのクリーニング方法

レザーシートは、定期的な掃除で汚れや油分の蓄積を防ぐことが大切です。次の手順でお手入れしましょう:

1. 掃除機がけ:シートの隙間や表面のゴミを柔らかいブラシ付きの掃除機で取り除きます。

2. 専用クリーナーの使用:中性のレザークリーナーを使い、直接シートに付けずに、マイクロファイバークロスに含ませ、優しく拭き取ります。

3. スポットクリーニング:頑固なシミには、レザー用の専用クリーナーを布に少量付け、叩くようにしてシミを落とします。強く擦らないように注意が必要です。

レザーシートの保湿ケアの方法

保湿ケアは、シートの柔らかさとしなやかさを保つために不可欠です。次のステップで行いましょう:

1. コンディショナーの選定:ラノリンやアロエベラを含んだ自然由来のコンディショナーがおすすめです。

2. 塗布:コンディショナーを乾いた布に取り、円を描くように優しく塗り込みます。10~15分ほど浸透させます。

3. 仕上げの拭き取り:浸透した後、別の布で余分なコンディショナーを取り除き、ツヤを出します。

レザーシートを保つためのポイント

クリーニングと保湿ケアと合わせて、以下のポイントで日々のケアを心がけましょう:

直射日光を避ける:紫外線はレザーの色あせや乾燥を引き起こすため、日陰に駐車したり、サンシェードを使用して紫外線を防ぐのがおすすめです。

定期的なメンテナンス:通常2~3ヶ月に一度のペースでクリーニングと保湿ケアを行いましょう。使用頻度に応じてスケジュールは調整してください。

保護コーティング剤の使用:お手入れ後、保護コーティング剤を使うとシミや汚れからレザーをしっかり守れます。

プロフェッショナルケアでさらに美しく:SOUPのレザーコーティングサービス

セルフケアに不安がある場合や、レザーシートが特に汚れていたり傷んでいる場合は、プロにお任せするのも一つの手です。SOUPでは、専門のレザーコーティングサービスを提供しており、独自のSystemX REVIVEレザーコーティングで革を水や油のシミからしっかり守ります。抗菌効果もあるため、長持ちさせたい方には最適な選択です。経験豊富な技術者があなたのシートを丁寧にケアし、美しい状態に保ちます。

結論

レザーシートは、適切なお手入れと細やかな注意で長く美しい状態を保てます。このガイドに沿ってセルフケアを行うだけでなく、SOUPのレザーコーティングサービスも活用しながら、愛車のラグジュアリーな空間をいつまでも楽しんでください。