鳥フンが塗装に与える“見えないダメージ”とは?

車を所有していると、避けて通れないのが「鳥フン」。特に春から秋にかけて、屋外駐車中にボディへ落ちてしまうことは日常茶飯事です。しかし、多くの方が軽視しがちなこの鳥フン、実は想像以上に塗装へ深刻なダメージを与える存在です。

鳥フンは単なる汚れではなく、消化過程で生じた強い酸性成分を含んでいます。この酸が塗装面に長時間残ると、ボディ表面を化学的に侵食し、塗膜を変質させてしまうのです。特に夏場の高温時はその影響が顕著で、鳥フンが乾くスピードも早く、短時間でクリア層の変色やエッチング痕を残します。

このようなダメージは、表面を磨いても完全に消えない場合があります。塗装が直接酸に触れることで、塗膜の下層まで侵食が進むケースも珍しくありません。実際、SOUPでも「鳥フンを放置した結果、白濁したような跡が残った」という相談を受けることがあります。

しかし、ここで重要なのは「防ぐ方法」があるということです。ボディを守る最前線に立つのが、私たちが施工しているセラミックコーティングです。単なる艶出し剤ではなく、無機質のガラス質被膜を形成することで、酸や紫外線、油分、熱にも強い耐性を発揮します。これにより、鳥フンが付着しても塗装面までダメージが届きにくい構造になるのです。

ただし、どんなに高性能なコーティングであっても、鳥フンを放置すれば限界があります。特に夏場の炎天下では、わずか1時間でも表面温度が70℃近くに上昇し、酸が被膜を突き破る可能性があります。ですから、見つけたらすぐに取り除くことが大切です。

洗車で守る——鳥フン除去と再付着を防ぐ秘訣

車のボンネットに付着した鳥フンを、乾いたティッシュでこすっている人の手のクローズアップ。

鳥フンを見つけた時、多くの方が「すぐに拭けばいい」と思いがちですが、実はその“拭き方”こそがボディを傷める原因になることがあります。乾いたまま擦ってしまうと、フンに含まれる砂粒やカルシウムが研磨剤のように作用し、塗装面に細かな傷をつけてしまうのです。

では、正しい除去方法とは何でしょうか。SOUPでは、まず水で十分に柔らかくしてから除去することを徹底しています。スプレーボトルに水を入れてフンを覆うように吹きかけ、2〜3分置くことで表面が柔らかくなります。その後、マイクロファイバークロスでやさしく押さえるように取り除く。これが最も安全で確実な方法です。

また、洗車時におすすめしたいのが「シャンプー洗車」です。中性タイプのカーシャンプーを使うことで、コーティング被膜を傷めることなく酸性汚れを分解しやすくなります。ポイントは、スポンジではなく柔らかいマイクロファイバーを使用すること。SOUPでも実際に使用しているプロ仕様のクロスは、摩擦を最小限に抑えながら汚れを浮かせる特性があります。

徳島県のカーコーティング専門店SOUPにて、レクサス IS300h(AVE35)のコーティングメンテナンスを実施。 細部洗浄とボディ全体の洗浄を丁寧に行い、美しい艶と防汚性を回復。

「洗車=汚れを落とす作業」だと思われがちですが、実はそれ以上に大切なのは被膜のメンテナンスです。セラミックコーティングは“貼る”ものではなく、“育てる”もの。施工した直後がゴールではなく、定期的なケアによって性能を最大限に引き出せます。特にガスプライマーを併用することで、通常2〜3年の耐久性が5年以上に延びるケースもあります。

そしてもう一つ、再付着を防ぐコツは「駐車環境の見直し」です。例えば電線の下や街路樹の下は、鳥の通り道になりやすく、どうしてもフン被害が多くなります。可能であれば屋根付き駐車場やカーポートを利用するだけで、ボディの保護効果は格段に上がります。SOUPでも施工後に必ず駐車アドバイスをお伝えしています。

ここまでのポイントをまとめると、

  • 乾いたまま拭かない(まずは水で柔らかくする)
  • 中性シャンプー+マイクロファイバーでやさしく洗う
  • 駐車環境を見直すことで再付着リスクを下げる

 

これらを習慣化するだけで、塗装ダメージの約80%は防げます。

セラミックコーティングが“鳥フンからボディを守る”理由

ここまで鳥フンによるダメージの実態と、正しい洗車方法について触れてきました。では、そもそもなぜセラミックコーティングが「鳥フンからボディを守る」と言われているのでしょうか。その理由は、コーティングの構造と化学的な性質にあります。

セラミックコーティングは、シリカ(SiO₂)を主成分とした無機質のガラス被膜を形成します。この層は分子レベルで塗装面に結合し、外部からの酸や紫外線、熱などの影響を大幅に遮断します。つまり、鳥フンの酸性成分が落ちてきても、直接塗装に触れる前にコーティング層がそれをブロックしてくれるわけです。

しかもこの被膜は、単なる“膜”ではなく、表面に緻密なシールド構造を形成しています。これが水や汚れを弾く撥水効果を生み出し、鳥フンも「付着しにくく、固着しにくい」状態を維持します。さらに温度変化にも強く、夏の炎天下でも被膜が軟化しにくいため、ダメージの進行を抑えることができます。

 

SOUPでは、このセラミックコーティングを施工する際に、必ずガスプライマー処理を併用します。ガスプライマーとは、コーティングの前処理段階で行う化学反応プロセスで、塗装面の密着性を分子レベルで高める役割を持ちます。これにより、コーティングの定着強度が格段に向上し、被膜が剥離しにくくなるのです。

実際、SOUPで施工されたお客様の中には、「以前は1か月に1回は鳥フン跡が残っていたのに、今では全く気にならなくなった」と話される方も多くいます。ガスプライマーとセラミックコーティングの組み合わせにより、塗装表面の防御層が化学的に強化されている証拠です。

さらに、コーティングのメリットは「防汚性」だけではありません。鳥フンだけでなく、花粉・黄砂・酸性雨などにも高い耐性を持ち、ボディの艶感を長期的に維持します。特にブラック系・ソリッド系の塗装は、こうした汚染ダメージが目立ちやすいですが、セラミックコーティング施工車は光沢が持続しやすく、洗車回数自体も減らせるのが特徴です。

そして何より、SOUPのコーティングは地域の気候と環境に合わせた調整を行っています。徳島・香川・愛媛といった四国エリアは、海風に含まれる塩分や湿度、夏場の高温など、車にとって厳しい環境が揃っています。その中でも耐久性を維持できるよう、施工時には温度・湿度・硬化時間をすべて最適化し、一台一台丁寧に仕上げています。

鳥フンは自然現象ゆえに「完全に防ぐ」ことはできません。しかし、正しいコーティングとケアによって「守れるボディ」に変えることはできます。美しい艶と防護性能を両立するセラミックコーティングは、単なる見た目のための施工ではなく、“ボディの健康を守るメンテナンス”なのです。

愛車を長く美しく保つために、そして鳥フンによるダメージを未然に防ぐために——。
SOUPでは、お客様の車の状態・使用環境に合わせて最適なコーティングプランをご提案しております。
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私たちの目標は、施工したその日だけでなく、「1年後も艶やかで美しい」状態をお客様と共に育てていくことです。鳥フンに悩まされる前に、ぜひ一度SOUPの施工を体感してみてください。

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